神経セラピスト・浅井咲子さんの
「『安心のタネ』の育て方」の本を読んで
そうか・そう言うことだったのかと
思ったことをお伝えしますね。
この本もポリヴェーガル理論が土台になっています。
私の現在の仕事は
行政機関の労働相談員です。
相談してくる方は
「職場の問題」に困っている方です。
最近、結構多いのが
職場のパワーハラスメントやいじめ・嫌がらせです。
(法律では、「パワーハラスメント」と「いじめ・嫌がらせ」は
分けて考えらえています。
このこととについては、また、どこかでお伝えしますね。)
相談者の方の話を伺っていて
私が日頃感じるのは
相談をされる方は
もちろん、とても困って相談されているということは
わかっているのですが、、、、、、、
「それって、パワーハラスメントなの?」
と思ってしまう場合と
「確かに、それってひどいパワハラだよね」
と思う場合があるということです。
相談者の方が
パワハラだと受け取ることが
悪いと言っているわけではありません。
ある事実に対しての
受け取り方は
人によって様々だということです。
「そんなことわかっています。当たり前ですよね」と、
多くの人が、頭ではそのように考えることができると思います。
しかし、実際に自分が困っている時には
なかなかそのように思うのは難しいのではないかなーと思っています。
もちろん、私もその一人です
・周りの人からちょっとした言葉や態度に傷つきやすい人
・周りからの評価が気になる人 等は
「安心のタネ」の育ちが
不充分なのかもしれないなーと
「『安心のタネ』の育て方」を
読んで思ったのです。
この本の冒頭に
「あなたば、次のチェックリストに、いくつ当てはまりますか?」と
以下の項目が挙げられています。
☑漠然とした不安がいつもある
☑落ち着かない、そわそわする
☑休みたいのに、なぜか休まらない
☑いつも、テンションが高い、興奮している気がする
☑なぜだかすぐに疲れてしまう
☑緊張と疲労を繰り返しているような気がする
☑肩こりや頭痛などがひどい
☑胃腸が弱く、お腹を壊しやすい
☑匂い、音、光、人から受ける影響に敏感
☑人といる時を使って後でぐったりしてしまう
☑休日は平日の疲れで何もしたくない
☑時々とてもハイカロリーなジャンクフードが食べたくなる
☑お酒を飲むことでリラックスしようとする
☑甘いものとカフェインのコンビが大好き
☑エナジードリンクをしばしば飲んでいる。
「『安心のタネ』の育て方」浅井咲子著」より
このブログを読んでいただいているあなたは
いくつ当てはまりましたか?
私は、下の4つは確かにと思うところがあります。
☑いつも、テンションが高い、興奮している気がする
☑肩こりや頭痛などがひどい
☑お酒を飲むことでリラックスしようとする
☑甘いものとカフェインのコンビが大好き
では、「安心」って何でしょうか?
「『安心のタネ』の育て方」の本では
神経の状態からの視点で見た場合
個人の主観に基づく、
人との関係性や環境への信頼感覚であると書かれています。
「安心」を神経の観点から言うと、
身体の内部感覚である「内受容感覚」と
自律神経の予測性がある状態ということ
ちょっとわかりにくいですよね~。
「内受容感覚」って何?
自立神経の「予測性」って何?
この本では、
良い内臓の働きからくる
心地よい「身体感覚(内受容感覚)」と
不快になっても時間が経てば改善するという
「予測性」があるということと
説明されています。
この説明でもかもしれません。
つまり、
「安心のタネ」が育っているということは
私の勝手な理解では、
何かが起きた時に
身体の感覚として
どっしりと落ち着いていて
より楽でいられることかな~
そして、この本では
神経への負荷は、精神面だけではなく
身体的への影響があると書かれています。
以下の症状にも
神経の緊張と疲労のパターンが
関わっているとも説明されています。
●消化不良、便秘や下痢といった胃腸症状
●喘息に代表される呼吸器症状
●じんましん、アトピーなどの免疫系の以上
●慢性化している肩こりや腰痛
●しつこい偏頭痛
●月経善症候群
●化学物質過敏症
●慢性の疼痛、繊維筋痛症
食べ物にこだわりのある私は
神経症状だけが
これらの症状に影響しているとは思いませんし、
一人ひとりがが持って生まれた体質もあると思います。
しかし、神経症状も影響しているとは思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
次回は、この続きをお伝えしたいと思います。
立ち止まって、自分の内面に向き合って、
気持ちや考えを言葉にしてみませんか?
言葉にするだけでもスッキリするかもしれません。
あるいは、異なった視点からご自分が困っている問題を観ることができるかもしれません。
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