東京都がマッチングアプリをはじめます。

 

 

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行政が出会いの場を作るようになったのはすごいことだと思います。

 

行政に期待したいことがもう一つあるのです。

婚活男女に高望みの自覚の啓蒙です。

高望み自体が悪いとは思わないです。叶える努力をするならいいのです。

 

しかし、高望みをカジュアルに考えすぎる人もいます。

 

みんな高望みしているから危険なコトとは思わないのでしょう。あと、高望みを助長させる結婚相談所もあります。

 

その結果

「普通でいいのに普通の男性がいない(低スぺ30代女子)」

「子どもが欲しいから32歳まで(40代男性)」

みたい無自覚に高望みをする人がマッチングサービス利用者に増えます。

 

婚活について情報収集する人なら、婚活女子の「普通の男性」が上位層の人気男性というのはご存じだと思います。

 

恋愛経験がありエスコートもできて、浮気しないであなたに一筋な男なんて漫画にしか存在しません。

 

恋愛や婚活に関しての身の丈を知れよ、世の中を知ろうという発信って、真理なのにバラエティ番組や柔らかい恋愛SNSで発信される程度なんですよね。

 

私もそんな柔らかい恋愛婚活SNSの一つなのですが、堅い報道番組などで、きちんと高望みのヤバさを啓蒙して欲しいと願います。

 

恋人が数年いない恋愛経験の乏しい男女は友達にモテる人がいないので、ライバルの解像度が低いのです。

 

結婚式に同僚を呼ぶことも減っているので、結婚式に参加したことがない人も増えているでしょう。

 

異性との出会いがない環境にいるから、マッチングサービスを使います。可視化されない非モテの存在に気が付かず、異性の理解が低いまま、自分の相場も知らず人気がある人に申し込みするのです。

 

高望みは本人の問題(でもあるけどね)というより、高望みが生まれやすい社会になっているのです。

高望みを社会問題にしていきたいなと思ってます。