2020年の正月、帰省するため東京駅に行ったのですが、駅構内の本屋で面白そうな小説を見つけました。

 

TOYOTA自動車3代目社長の奥田氏が、創業家を出し抜いて社長になった経緯などが書かれていた企業小説です。

 

 

その時のブログがありました。

 

正月に読んだ本ですが、2020年で読んだ本でぶっちぎり胸が熱くなる感動しつつ、面白い小説でした。

「名古屋の書店で一瞬にして消えた」という帯のコピーは過剰ではないのだと思います。

 

トヨトミシリーズの続編が出ていたんです。

今回はもっと面白いと思いながら読みました。

 

前作2作がTOYOTAが日本一の企業になるまでのスケールが大きな経済小説でしたが、今回はもう少し下世話なお家騒動というか内輪もめ中心です。

 

日産、ニデックの関係者も出てました。


私は登場人物毎に「誰のことだろう?」「どこの企業のこと?」と検索しながら読んでいたので読み終わるのに2日ぐらいかかりました。

 

長いですが、長さは感じさせない本です。

作者は覆面ライターなんですよね。

 

誰なんだろう?

 

本の中に書いてあったことは調べると色々ニュースが見つかるんです。日経新聞、東洋経済オンラインなどいろんなメディアが出入り禁止みたいですね。