15日の宗教二世の婚活についてのスペースはこちらです。

 

スペースの中でも話題になったのですが、宗教二世問題って被害者が声を上げやすくなったことはポジティブだけれど、ひどい虐待などが報道されると「新興宗教信者=ヤバい人」みたいに感じる人も出てきてしまうジレンマです。

 

宗教二世だけれど、親も付き合いで入っただけで自分から集会に行ったり献金したりもなく、特に信仰心もないみたいな無害なゆるい家庭もあり、信仰の度合いは様々なのです。

 

だから、もし相手から宗教二世とカミングアウトされたとしてもどの程度の信者かを確認した方がよいと思う。

 

ある方から「菊乃さんは宗教二世の婚活についてたくさん記事を書いている」と言われたことがあります。

たくさんといっても、片手で数えられるぐらいしかないんです。

 

それだけ、他の人が取り扱わないテーマなのです。

それもあり、今回スペース企画しました。

 

○○の宗教二世で結婚しました。

宗教二世の男性です。結婚相談所で知り合った相手と結婚しました。

 

こんな情報はたくさんあるのですが、どれもとても記事にしにくいです。

 

理由は宗教名を出せないからです。

 

だせない理由はいろいろあるようですが、宗教名を出すと、一部の狂信的な信者や教団の広報などから抗議の電話・問い合わせが殺到することがあるそうです。

 

新興宗教毎に特徴、ルールは異なります。

医療行為や進学まで制限する宗教もあれば、自由な宗教もあります。

 

宗教名も出せませんし、ある宗教の独特のルールで簡単に特定されそうな教義も記事内に書きずらく、そうなると差をつけようがないんですよゲッソリ

 

男性版の宗教二世の体験談があまりないというご意見もいただきました。

理由は様々ありますが、まず宗教二世だけで苦戦する男性がほとんどいないのが原因じゃないかなと思います。

 

見知らぬ異性と「合う」ことに対して、女性は警戒心が強いです。

なので、宗教二世をカミングアウトする2~3回目までスムーズに進むけど宗教のことを打ち明けたら相手から断られるって方もいるかもしれないけれど、

2回目までたどり着けない男性の方が圧倒的に多い。

 

2回目デートにいけない理由は実家の宗教と何ら関係ないんですよね。

外見、気配り、自己紹介文などから見直してみてください。

 

 宗教二世の婚活についての取材記事はこちら

 

 

こちらは前編・後編の連載です。