やりたくないことから逃げ人生ノープランで気が付いたら32歳だった希さんのお話連載しております
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昨日のお話はメイクを習ってみての気づき
今日は第8話
実際に会ってみた菊乃は小柄で164センチの私の方が見下ろすくらい。
菊乃「希さんって、こんなにスタイルがいいと思わなかった」
希「いやいや、そんなことないですよ。ただデカイだけです」
菊乃「その『いやいや、そんなことないですよ』は言っちゃダメよ」
希「あ、うっかり」
本当に自分はスタイルがいいとは思っていなかったので、褒められるたびに受け取るのが慣れなかった。
婚活ならてっきりフワフワとしたスカートやパステル系を勧められると思ったら、全くそういう服ではなかった。
マキシワンピース、ワイドパンツ、テロっとした素材のピンクベージュブラウス、ライムグリーンのサマーニット、一気に大人の女性になった気分だった。
「希さんかっこいいよ！」
「足ながーい」
と他の参加者からも褒められる。アナイのニットと、H＆Mでスカートを購入した。
名古屋から戻ってきて、クローゼットを見るとカーキ、ベージュ、ネイビーばかりで本当に色がない。買う時は無難で使えそうというものしか買っていないのだ。
「私って全然自分に興味がなかったんだなぁ」
次のステップは、婚活サイト登録だ。
婚活アプリ・ゼクシィ縁結びに登録して、プロフィールを菊乃にリライトしてもらった。
希さんの自分で書いたプロフィール
「どうも初めまして！プロフィール見ていただきありがとうございます^ ^
仕事は飲食店（和食）で接客してます！
住まいは、ひとり暮らしをしています。
休日は家事をすることもありますが、ダラダラする日も、、たまにライブに行くのを楽しみにしてます。
よく行くのは、米津玄師、キュウソネコカミです。
チャンスがあればSEKAI NO OWARIのライブに行ってみたいです。
一緒にいるときも、いないときも、お互い安らげる様な方と知り合えたらと思って登録しました！
何か楽器を始めたいなと思ってるので、音楽好きな方、何か楽器をしてる方と話せたら嬉しいです。」
希「これでどうですか？」
菊乃「うーん。音楽ばっかり強調されているけど。一緒にライブに行ける人がいいの？」
希「いや、別にライブは一緒に行く人いるので別に。それより、優しい人がいいです」
菊乃「希さんにとって優しい人ってどういうこと？
例えば一緒にいる時間を作ってくれることなのか、言葉やメッセージが大事なのか、
気にかけてくれる事が大事なのか、プレゼントが大事なのか。例えば誕生日ならどうして欲しい？」
希「あんまり考えた事なかったなぁ。プレゼントが欲しいわけじゃなくて。
一緒にいれるならいいけど、忙しいならそれは会わなくてもいいし。
気にかけてもらっているって感じられる人がいいです」
菊乃「気にかけてくれる人ね。
彼ができたらどんなデートがしたいの？これを食べに行きたいとか、家でくつろぎたいとか、お出かけしたいとかある？」
希「お出かけもしたいかな。お祭りとかあっても、一人じゃいかないし。お花見とか花火大会とか行きたいですね。
でも基本的には家とか近所でいいですかね。のんびりしたい。料理作って食べたり」
菊乃「お祭り楽しいですよね〜。料理作って食べるのいいね。何か得意料理とか、あるんですか？」
希「そんな得意ってほどでもないんですけど、飲食の仕事してると旬の食材とか詳しくなりました。季節の美味しいもの食べたいですね」
菊乃「すごいですね。それは頼もしい！お酒は飲めますか？」
希「飲めるけど飲まなくても平気です。嫌いではないけど晩酌するほどじゃないです」
菊乃「教えてくださってありがとう。これでちょっと書き直しますね。」
菊乃からリライトしてもらったプロフィールが届いた。
「はじめまして。
プロフィールを見てくださってありがとうございます。お祭りとかお花見とか一緒に行ける人に出会いたくて登録しました。
仕事は飲食店で副店長をやっています。仕事は配膳・接客がメインなので調理はしませんが、この仕事をしていて季節の食材は詳しくなりました。美味しいもの買ってきて家で一緒に食べれたらいいですね。
一人暮らしをしているので、家事は一通りできます。趣味は体を動かすこと、音楽でたまに好きなグループのライブに行くこともあります。
休みの日は、家でのんびり過ごしたり、近所をお散歩するのが好きです。
休みはシフト制です。お酒は飲めますが家で晩酌するほどではないです。
楽しい時も辛い時も、気にかけて支え合える関係が理想です。
どうぞよろしくお願いします^ ^」
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ヒアリングして結婚相談所や婚活サイトのプロフィールリライトも行っております。語尾・表現などは自由にアレンジして使ってください。
