これまでのお話

一昨日からスピリチュアル・引き寄せの法則依存希さん(仮名・32歳・飲食店副店長・契約社員)のお話を連載しております。

 

一話はこちらから

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大人になったらちゃんとしていると思っていたのに、人生ノープランで気が付いたら30代。仕事では怒られ消えてなくなりたくなる時もある。そんな、不安を解消するために引き寄せの法則、スピリチュアル本で不安をしずめていたそうです。

ある時、手に取った本がコレでした↓

 

「願えば叶う」とかステキな言葉だと思うしいいと思うんですけどね。

『結婚したいなら万人ウケは狙っちゃいけない。あなたを評価する人を最大にする必要はなく、あなたマニアが一人でいればいいだけ。』みたいに私が書いたとしますよ。

 

こういう精神論・心構えを好むのがニーズ0の手抜き女で、周りの目を気にしすぎ削れるほど努力して消耗する女性に届かないのが難しい爆弾ドンッメラメラ

読者ルポ第3話

同級生が就職先を決めていく中、やりたいことのない希さんは焦ります。パソコンは苦手だし、勉強ができたわけでもないし、何ができるのだろう?

何がしたいのかもなく、初任給の良さにつられて宅配会社に就職しました。しかし、予想以上にきつかった。(だから初任給がいいんだよビックリマーク

希は指定された時間通りに荷物を届けることができず、よく怒られた。

「初めはみんなそうだよ」
と優しく慰めてくれる上司に想いを寄せるようになったが、彼は結婚している。

しかし、同じ時期に入った同僚より明らかに私は仕事が遅く、1年経つ頃には明らかに差を感じはじめていた。

そんな時、決定的なことがおきた。

希が担当エリアの企業が他の会社に配送をお願いすることになってしまった。2年目で後輩もできたのに、集荷で向かう時に道を間違えたという基本的なミスによることが原因。

大口顧客が他社にとられたため、上司からはめちゃくちゃ怒られムキームキームキー、ハンドルを握るのが怖くなった。
「向いてないんじゃないのか?」
と同僚から言われて流されやすい希は自分でも「そうかな」と思って辞めることにした。

辞める前にせめて好きなひとにこれまでのお礼と気持ち思いを伝えようと、上司に告白してみた。

「頑張るんだぞ」

と頭をポンポンされ、思わず希は泣いてしまった。
上司はそのままぎゅーっと抱きしめてくれ、

そして・・・・そのままホテルへ直行爆弾ドンッメラメラ

もちろん、希だってその関係がいいものではないことは分かっていたが、自信をなくしている時に、まして来月から無職という時に、好きな人に女性として求められる誘惑には逆らえなかった。彼といる時、認められるように感じるのだ。

 

 

ビックリマーク注意ビックリマークこれは認められているのではなく、性欲のはけ口として利用されているだけですからね。

 

 

 

次の仕事は、着物を着て働けて楽しそうかなという理由で法事などの会食で地元の人が利用する飲食店に行った。

 

「若い人が来てくれて助かるよ」

と言われて必要とされているように感じて嬉しかった。
深く考えずに就職したが、そこはどんなことがあってもお客の前では笑顔で「楽しそう」にしながら働く職場。楽しそうにみえたのは楽しそうに見せているだけで、実態は辛かった。

ドライバー時代より手取りは減り、休みも少なく、帰る時間は遅い。着物に着替える時間は拘束されているけれど就業時間に含まれず、着付けに慣れるまで1時間早く出社していた。ただ、マシだったのは上司もパートさんも怒鳴ったりする怖い人ではなかった。


そして、「向いてないから辞めたらいいんじゃないの」と言われることはなかったこと。むしろ「辞められると困る」と言われ、必要とされているのかなと思ってしまう。

24歳になり、配送会社の上司との不倫関係は2年目にはいっていた。

都合よく利用されているだけなのに、必要とされている、愛されていると勘違いしないでね~。
ま~、どっぷり都合がいい女をやっている時ってだいたい「自分は大丈夫」「彼は別」って思っているから聞く耳持たないですけどね。
勝手にやってろ~ニヤニヤ