私は20代を「楽」に捧げてしまいました。
- 髪の毛は自然乾燥。たまにドライヤーで乾かしそれを「ブロー」だと思い込む。
- 髪はボサボサですが「癖毛だから」と思い込んでいた。
- 冬はすね毛剃らない。自分の中では冬毛と思っている。
- 服を捨てる基準はほつれ、毛玉、流行遅れ、似合わなくなったではなく「穴が空いたら」。
- 化粧直ししない。化粧ポーチなんて生理用品、目薬、リップクリームレベルしか入っていない。
- 化粧直しどころか眉毛を少し書き足したレベルで「お化粧している」と思い込む。
- ナチュラルメイクとは5分以下の手抜きメイクのことだと思っていた
- 家を出る30分前に起きて身だしなみがかなり適当
- イヤなことをすぐ顔に出す
- 人の悪いところだけ注目する
- 焼きそば+ビールのような夜ご飯で「自炊している」と思っていた
- スナック菓子を毎日1袋食べていてニキビだらけなのに「敏感肌」と思っていた
- 同僚の失敗に厳しく「あり得ない」「使えない」とか平気でいう
- 洗濯物を取り込まず干しているのを外して着ていた
- 基本的に毎日スニーカー、デニムで出勤。ヒールの靴はほぼ履かない。
- 下着が首元からはみ出ていたり、袖からヒートテックが見えていた。
それなのに…自分のことを普通と思っておりました
普通なワケがないのですが。
ストッキングを履く（その前にすね毛を剃る）みたいな超低いレベルから女磨きを始める訳です。
初めのきっかけはモテるためでした。
ただ、やるようになるとそれってモテる以前に当たり前のことなのだと気が付きます。
キチンとお化粧をすれば印象は変わるし、身近な人から
「ちゃんとやったほうがいいよ」
と言われるようになりました。
昔の私はこのレベルで「きちんとしている」と思ってました。
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お風呂に入っているし洗濯した服を着ているから清潔感があると思っていたのですが、
こんな髪の毛ボサボサ、肌テカテカ、化粧は崩れまくっている女のどこに清潔感があるのでしょうね。
キチンとってこういうこと
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キチンとマナーとしてやるようになってみると、人からいろんなことを指摘されるようになりました。
- 「顔にまつ毛が付いているよ」
- 「服に糸くずついているからとるね」
- 「ネックレスの留め金が前にきているよ」
- 「ジャケットの裾がめくれてるよ」
- 「もう少し明るい色の口紅が似合うと思う」
- 「ビニール傘じゃないちゃんとした傘を使ったほうがいいよ」
はじめは「細かいことを言うな」と内心思いました。20年以上生きてきて言われたことがない指摘です。手抜き三昧の時だって、顔にまつ毛がついてういたり、服に糸くずが付いていることはあったと思うのです。いえ、むしろ付けまくっていたでしょう。顔だってテカテカ、服は毛玉だらけ。ゴミクズが付きやすいはず。
しかし、ブスにクズが付いていても「残念」には見えない
ものですね。
ものですね。なんて私は「当たり前」「きちんとする」の基準が低かったのだろうとちゃんとするようになるほど気が付くのです。そう考えると、気付くきっかけになったのでモテる為、好かれるためにジタバタしたのは意味があったと思います。でも、やってみたことは全てごく当たり前のことばかりでした。
幸い、仕事や一人暮らしはできてました。仕事をする、一人暮らしをするということだって結婚するためじゃなく生きる為に当たり前のこと。部屋の片付けだってそう。食事を見直すことだって健康や美容の面からもごくごく当たり前のことでした。
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