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あなたの「そこ」がもったいない。
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私は山形県の奥地に誰も住まなくなった空き家をゆくゆくは相続しなければならないかもしれない。
子どものころはおじいちゃんの家だった。
江戸時代、その家の前の道は米沢～越後を結ぶ街道で宿場町だったらしい。
現在、米沢～新潟は車で１時間半ぐらいでいく。
中間の宿場など不要。
今、祖父の家のあたりは人のニュースより「クマが出た」「カモシカが出た」「猿が出た」
という獣のニュースばかり。
要らないのだけれどもその空き家、年間50万円
ほど維持費がかかると知りました
ほど維持費がかかると知りました変化を嫌う祖父が亡くなり、
真剣にどうしようかやっと動き出したところです。
父はコンビニに出店してもらって家賃収入を得ようと某コンビニを説得しました。
小売業出身の娘たちは
「コンビニなんぞ本部だけが儲かる仕組みなんだけれど大丈夫？」
と父のプランを多方面からリサーチ。
私は役場の空き家相談窓口というところに電話をしてみました。
空き家があるという方は、「○〇町（市区町村名） 空き家」で検索してみましょう。
そこに電話をすると、不動産屋につながるようです。
空き家問題を地元不動産屋に委託しているようですね。
「どこの住所ですか？」
といわれて地番を調べて連絡しました。
後日、担当者の方から電話がくる。
「そこの土地のもう少し先に行ったところにもコンビニ出店の話が合ったんだよ。
でも、条件が合わなかったらしいから出店できなくて。
コンビニがその道路沿いで出店場所探していると思うよ。
売るにしても家賃収入がある土地って付加価値つけて売る方法もあるよ」
という情報＆アドバイスまでもらえました。
なんか私の恋愛アドバイスと似ているなぁ～。
若くない、経済力ない、モテない、出会いない、結婚できない女。
だったらまずは転職キャリアアップして外見も磨いて付加価値つけて出会いの場に行け。
若者がいない、雪はあるけど産業がない、獣はいるけど人がいない村の売れない空き家。
だったらまずはキレイな更地にして家賃収入がある経済力つけて付加価値つけなきゃ。
実家暮らしの30代女性は、
家を出て一人暮らしなんて同然で、
同時に親・祖父母が暮らすその家を今後どうするのか、
考えてほしい。
私も知りませんでしたが建物の解体費用って
木造とか鉄筋コンクリートとか条件によって違うようですが、
高級車が買える値段なのです
「田舎って程じゃないから更地にして駐車場として貸そう」
とか簡単に思っても解体に数百万円かかる。
私の祖父の家はバブルのころに数千万円で
「売ってほしい」
という要望があったとか葬式の時にききました
仕事柄、３０代女性の５～１０年前のモテ自慢は慣れました。
身内の９０歳男の３０～４０年前の人気の土地自慢は腹が立つ
「時間は逆戻りしねんだず（しないんだぞ）
なんでその時にうんねがったんや（売らなかったの）」
「ここは昔は栄えていた」
と30年40年前の過去の栄光を抱いたまま祖父は永眠しました。
でも、私は特別なわけじゃないでしょう。
あなたも、あなたの周りにもよくある話のはず。
東京の空き家率11％だって
東京にあるというだけで私は羨ましい。
コンビニ誘致だのしなくたって、かなり安いかもしれないけれど売れるかもしれないじゃん。
（厳しいらしいですけどね）
「あなたは一人暮らしはムリよ。家に居ていいのよ」
といっている親がいたとしたら、聞いてみな。
「この家ってお母さんが死んだら、ゆくゆくどうなるの？」
って。
多分、何にも考えていないんじゃないの。
だって、子どもに押し付けて親世代は先に天国いくもの。
駅に近いマンションに引っ越したくても家が売れず住み替えができない方も多いとか。
実家暮らしなんぞしている場合じゃないんだぞ。
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