法事のため、地元山形に帰省しておりました。
「え?法事で帰省するの?」
って聞かれたことがあるのですが、
田舎の法事はレジャーである。
もしかしたら、
クリスマスより料理多いかもしれない
正月、お盆、法事、結婚式で出るのが
全国的に食べるものだと思っていた私は、
大学時代に池で泳ぐ錦鯉を見て、
「いっぱいいるね~、
美味しそうだね」
といってドン引きされました。
世間のスタンダードは観賞用・ペットなのですね
「美味しいの?」
と聞かれれば、
「食べなれてれば美味しいと思う時もあるけど・・・・・」
甘辛く煮てあるので、
西日本の方にとっては味付けが濃いと思われる気がします。
昔は鯉がご馳走だったのです。
山形南部なんて昔から産業がなくド貧乏でな地域でした。
お米、サクランボ、ブドウやらが有名になったのは戦前です。
イナゴ、わらび、ぜんまいとか
他に食べるものがあれば食べないようなものを食べるのです。
昔のお殿様が、
海もなく冷害も多く、
食べるものがない米沢藩の武士に、
「庭の池に鯉を飼え。鯉は食える」
といって鯉を食べるようになったのが始まり。
このお殿様は、
「家の垣根にはウコギを植えよ。ウコギは食える」
とウコギ奨励しました。
ゆえに、実家にもウコギ生えてます。
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江戸時代に金持ち藩だった土地って、
食文化があるなぁと思います。
鯉を食すように命じ、
財政難を立て直したお殿様が
「なせば成る
なさねばならぬ何事も、
ならぬは人の無さぬなりけり」
の名言で有名なこの方です。
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