梅雨ですね

今日は雨どうかなと空を窺う毎日

湿気でしっとりは良いけど

身体はぐったりなぜか重いですね 

低気圧もありますし


これも毎年のこと

当たり前の事が起こってるだけ

変わらぬ日々を送れるのも良いことです






先日のお薬アンケート結果です

薬剤師がどこまで在宅に介入できているか

感じだけでも知るためでした



在宅訪問の薬剤師は

ざっくりとした言葉を使えば


投薬ー説明指導ー管理ー相談


といった業務をします


以下

それぞれについて結果も含めてお伝えしますね



投薬:お薬を直接ご自宅に伺い、ご本人か代理人にお渡し

(結果)ほぼ9割配達されてますが

薬剤師ではないスタッフのただの配達

に終わるところもあるようです



説明指導: お渡しするお薬の飲み方や使い方、何の薬かなど説明

(結果)ほぼ行われていますが、

いつも同じ薬の場合は

説明を省くこともあるようです

また受けるご家族の状況によって

説明時間が無い事もあるので、文書のお渡しだけになる事も多いようです



管理 : お薬を間違わず、飲みやすい様に配置、飲み残しや飲み忘れを把握して、次の処方調整を行なう

(結果)この業務は、あまり薬剤師が介入してないケースが多く、特に残薬管理は介護者に任せているようです



相談 : 体調変化の把握や飲み忘れの理由や困りごとを受けて、看護や医師へ報告 処方薬や剤形変更への反映

(結果)こちらも、ご家族側からすれば、薬剤師があまりしてくれないというイメージを持たれていました



以上

まとめ

在宅介護の方々 ご自身やご家族は

配達だけでもありがたいこと

としてますが

お薬の知識や情報に乏しく

調べる時間も無く

説明指導を聞く時間も取れない状況です


お薬の管理(残薬調整)

処方内容(量や日数)の医師との連携は

なるべく薬剤師に任せたい気持ちがあることが

今回アンケートで伝わりました




もう少し

薬剤師から積極的に働きかけを


こんな事しますよ できますよと

具体的な提案を示して


在宅介護の生活の中に

遠慮せずに

入り込んでも良いのではと思いました



ご家族やご本人から

必要ないと言われた時はそれまで


介入を増やして信頼を得ていくのが大事です



何かありませんか?変わりないですか?

とちゃんと聞いてます

と反論する薬剤師の方も

いらっしゃるかもしれません


きっと

それだけでは

ご家族は

この人が何をどこまでしてくれる人なのか

知らないので

答えようがない質問になっているのでは

と思います


薬局に早く帰らなきゃ

時間無いし

いつもの薬だし

とか

人手不足の問題もありですが。。。



在宅のご家族が お薬の管理に困られて

薬局に

ダンボールいっぱい

大きな袋をいくつも

残薬を持って来られ

廃棄処分をしている時間も

気持ちが萎えるものです


医療費が、、流しへーー


この処方の調剤に費やした時間も

なんだかなって気持ちになりますし



人と人との関わり方

距離感の取り方


失敗も多々あり 

怒られる事も多々あり 何度も頭を下げて

お話する時は緊張maxで


でも

いつの間にか

打ち解けて笑顔でお話できるように

なっていきます


患者さまお客さまから

日々学ばさせてもらっています