穏やかな冬の日が続いていたのですが

雨の日が多くなってきた大分市


春がもうすぐですね


花粉症の患者さまも受診し始めました

そろそろ

気分の乱れや体調のバランスが崩れやすい季節

年度末で

何かとイベント事で忙しいですよね


コロナもインフルエンザも今週で激増…

体調にお気をつけてお過ごしください



「ありがとう」って

とても大事な言葉で

すみません、ごめんなさいというよりも

ありがとうって言いたいです


もちろん子どもにも

ありがとうという感謝は

まず

はじめに教えたいことだと思います


そこで

よく見かけるのは

ほら、何て言うの?

ありがとうは?

ちゃんと言いなさい!

声掛けしている大人たち


ちゃんとシチュエーション別に

言うべき言葉を教えなきゃという思いの下

だとは思うのですが


この様に毎度言われる子どもが

自然に落とし込まれるのは


ある場面が来たら

「『ありがとうって言いましょうね』と人に教えるべきである」

という事なのです


子ども達は

ほんとうに素直です


ちゃんと「ありがとう」って言葉を使えるには

大人がその子自身に感謝すべき時に

「ありがとう」って

その子が言われた瞬間

こんな時にはありがとうを伝えるんだ

と理解し、心に沁み入り

「ありがとう」の言葉が出る人になるのです


言葉だけではありません

子どもだけの話でもありません


人は自分がされた事は自然と身について

他人にも同じ事ができる様になるのです


「大丈夫?」と心配されたら

人を心配できる励ます事のできる人に


重い荷物を持って助けてもらった人は

次の時には助ける側になれます


重い荷物を持って大変な人を見たら

助けてあげましょう

と諭したって

伝わりません


気付かなかった

自分もそれどころじゃなかった

言われるでしょう


いくら言葉で正しい事を教えられても

こうするのよと見せられても


ほんとうは

人は自分が直接受けた事の方が

与える側になれるのです


そんな事を

私は我が子たちから教えてもらいました


今となっては

反省ばかりです