本格的な冬が来て
空も不穏な感じの日が多い

でも晴れた日は
空気が澄んで
気が引き締まる感じがする





次男がある日
あのさー
なんでだろう?って思う事があって…
改まって切り出した……



乳幼児期から便秘症の次男


主治医の先生から
今月はちょっと重症だから

強制的に出しましょう
と 言われたものの
断固拒否!!

絶対にイヤ!

そりゃあ なるべく自然にがベスト

でも このままだと少し危険

腸管の平滑筋もいっぱいに伸びたままだと

収縮する力を失ってしまう


いろんな説明をして

やっと了解してくれて

便秘解消できた途端

よく喋る

気持ちも軽くなって明るい

ちょっとは前向きになれてるようだ


消化管は自律神経と関連して

リラックスするとよく動く


逆に腸が動けるようにすると

リラックスしやすく

自律神経バランスが正常化して

身体機能や感情までもすっきりする


だから

お腹に抱え過ぎてるものがあるのは

良くない



次男は自分自身の

意見 意志 考え 好き嫌い

しっかり持っている子だ


しかしながら

周りを見過ぎて 

見通しが立ちすぎる


他人の動きにも考えが及んで

自分の意思との折り合いを付けて

自然に結論を出していると思っている

本人は無理してる事に気付いていない



すると

自分自身の思いが

純粋にしっかりあるにもかかわらず

100%達することがなくなる

妥協や諦めが

無意識に働いてることに気付かず

これで良いとしている

無意識にという点が重大なのだ


だから

感情を思いきり出すことが無い

駄々をこねることも

泣きわめくことも

年に1回あったかな


小さな時から

泣く時は壁に向かってじっとしてて

覗き込むと

静かに泣いている


2歳3歳といえば

目先の欲しか無いような年頃だ

なのに

好きなお菓子を選んで良いよと言っても

今は要らないと言って買わない


お金の価値が分かる頃になると

今これを買うのは得策なのか

別の機会にした方が…

この金額を買ってくれるのなら…等々

思いを巡らせる


生まれ持った性分なのだろう


まだ子供だから

経験も学力も少ない中で

一生懸命考えても

答えはなかなか見つからず

苦しむことになる


自分で考え選択して

行動できるようになって欲しいが

考え過ぎて

処理能力を超えて抱え込み

動けなくなるのは辛い


次男には

多くの事を考えることないよう

とにかく

自分の希望やしたい事

思ったこと 

言いたいことを

感情的になっても良いから

後先を考えず

全て声に出して言うように

書いて表現できるように


大丈夫だよ と繰り返す


お腹に抱えているもの何もかもを

解消できるように


便秘も治していけば

色々抱え込まずに

思い悩むことも無くなるはずだ


お母さん

なんでだろうって思う事があって…


地球って丸いじゃん?

そしたら地面にビルとか立ってるけど

こっち向きは崩れずに立ってるって

どういうこと?


手で円の下側を示した


落ちるって上から下のイメージだけど

地球の中心に向かって

重力があるからね


あーそういう事!

球の中心にね!

それでかー解った解った


重力は地球上で万物にかかる基本の力だ

全ての現象には

重力が絶対条件となってるんだよ


机の上に置いてあるものも

止まっているようで

あらゆる方向の力が

釣り合ってるからこそ

ここに止まって在るんだよ


と 意気揚々と

親っぽさを発揮しようと付け足した


次男は

そんな説明もそこそこに

あー良かったぁ

生まれてからずっと不思議でさ

ずっとおかしいなって思ってたんだよね

すっきりしたー!


生まれてからずっと…って

もう10年も?

いつから地球が丸いって解ってた?


兎にも角にも

長年の疑問が解消されて良かった

お腹の調子も良いようだ