主人公二人以外でサブキャラが出揃う回でもある。
この辺の表現によって視聴者がどのくらい掴めるかが決まってくるのだが…
ぶっちゃけチアキ部長と犬子がちょっと弱い気がするなぁ…
もっと振り切りたいけども振り切れない感がすごい(涙)
やっぱ実写になると、なでしこのような
「元気で天然キャラ」
ってを実写でやるのは正直痛々しい。
「キャラ作ってる」のがモロに出てしまうからである。
第一話の時はちょっと冷めたキャラと天然キャラそれぞれ対象的な個性があったから割と気にならず見れていたんだろうな。
チアキ部長はぶっ飛んでて割と好きなんだが、肝心な犬子の方がどうにもキャラとして弱く見えてしまう。
アニメの方では犬子は関西弁をしゃべるキャラである。
関西弁とちょっとだるそうな喋り方が非常に良かったんだがドラマはちょっと違和感がある。
おそらく
「アニメでしゃべるトーン」と
「実写でしゃべるトーン」の違いなんだろうと思う。
アニメの方だとちょ〜〜っとゆっくりなんだなー…
そのゆっくりな話し方がアニメではバシッと来ていたんだが実写だとそうはいかんのよなきっと…。
アニメの中での掛け合いと「実際話す掛け合い」は実際話している時の方が早いんだよね。
完全にアニメを真似ろって事ではないがこの辺の匙加減は非常に難しい所だと思う。
でもアニメでやっていたカットも取り入れてはいるんだがちょっと中途半端。
ひとりだけテンポ遅くしゃべるのも変な話だし下手すりゃ痛々しいキャラ2号になってしまうからだ。
やはり「大ヒットアニメ」からの「実写」というのはホントにハードルが高いわ…
一番いいのは「実写化」を先にやっている事なんだろうけど…
そうもいかないこの世の中。
いかに声優の能力値が高いことを思い知らされてしまうが、
それにも負けず日々我々映像業界は頑張っています!
頭ごなしに否定はしちゃいけませんよ!?
って言っておく(笑)
先輩の制作部も頑張っているのでね。
でもナレーションくらいはアニメの通り大塚明夫氏にやってもらうのも悪くなかったんではないだろうか?
と、思ったのは俺だけだろうか???