のプレイが終了したっ!
前評判が悪かった事とストーリーが大体予想通りだったので手に入れるまでに1年かかってしまったが、先月買ってちくちく進めていたのだな。
率直な感想を言うとめっちゃ面白かった!
普通に名作に入れてもいいレベルだわw
龍が如く4のマルチ主人公の良さから、
(龍が如く4のラストバトル直前のシーン↑)
同じくマルチ主人公にして失敗したのが「龍が如く5」だったんだな。
『夢』を追いかける人間たちをテーマにしていたんだが新キャラに全然魅力を感じず、最終決戦の盛り上がりも全然足りていない…
夢をテーマにした割に最終的には叶えた夢を放棄するのはどうなのかと…
龍が如く5では桐生の存在感が非常に薄くて、行動や言動も少し幼稚で「男気」みたいのが全然感じられなかった。
さらに最後のボスキャラの衝撃たるや…(悪い意味での衝撃)
しかし今回の龍が如く6はプレイヤーキャラを桐生一人に絞った事でストーリーに深みも出た。
原点に帰った感じがする。
言動ひとつひとつがカッコいい。
『男が惚れる男』である桐生一馬が帰ってきたわw
そして今回物語の舞台は東京と広島に分かれている。
ストーリー序盤に広島でチンピラに絡まれてしまうのだが結局は和解して仲間になってくれる。
和解の部分は桐生がマジで男気にあふれいて、これで惚れない男はいないってくらいカッコいいw
桐生の男気が上がって見えたのは新キャラをプレイヤーとして使わずに桐生を助ける側に回っていたのが良かったんだな。
今回の相棒となる宮迫博之演じる「南雲」の存在が非常に良かった!
※公式ホームページより
宮迫博之はすごく芝居がうまい!
上記したように広島に来た時に絡んできたチンピラが南雲なんだが、最終的には頼れる相棒になる。
ラストバトル前に桐生が南雲に向けた一言はシビレたな…
今までシリーズを通した人間ならばその言葉の重みを理解してくれるはずだ…
ビートたけし演じる『広瀬』の存在も素晴らしかった…
ちょっとネタバレしてしまうと抗争の黒幕を支える冷徹な殺し屋なんだが、自分が面倒を見ていた舎弟には非情にはなりきれない部分がある。
舎弟を守ろうと庇うシーンは涙腺がバキバキに崩壊したwww
若干残念だったのは広瀬の存在が大きすぎてラスボスの小ささが際立ってしまった事かな?
恐らく過去シリーズの中で最弱のラスボスwww
音楽が山下達郎氏なんだが、そればっかりなので興ざめしたところが幾つか…
山下達郎ファンには申し訳ないのだが、あまり山下達郎氏が好きではないのも少なからずある。
最初の南雲と和解するシーンでのテーマソングが流れた時は純粋に感動したんだが、
ちょっとした感動シーンや悲しいシーンになると毎回流れる山下達郎ボイス…
歌は違うのかもしれないが歌い方が全て同じなので全部同じに聞こえてしまう。
重要なシーンでの歌詞ありの音楽はかなり演出がクドい印象。
ラスト前に山下達郎氏の歌が微かに流れて消えて、
そして最後のエンディングも山下達郎氏だよ!
バーン!!!
……。
ちがうそうじゃない(涙)
大人の都合なのかもしれないがもう少し上手い使い方があるだろうに…
音楽の使い方でだいぶ損をしていると思う。
山下達郎氏と、もうひとりくらい違うソングライターがてもいいような気が…
そればかりが心残り…
発売前、ファンがざわついた桐生の義理の娘の遥が子供を作っていた件も内容に入り込んでしまえば特に気になるものでもなかった。
それも許してしまう桐生兄貴の懐の深さよ…!
(ちょっと遥がアホなだけだったんだが…)
桐生一馬伝説を締めくくるにはあまりにも切ない終わり方だったが、
らいしと言えばらしい終わり方だった気がする。
さすがは龍が如くスタジオ。
最後の落としどころはしっかりしていたな。
ありがとう桐生一馬…
そしてお疲れ様桐生一馬…
後は去年発売された極2をやればコンプリートだな!
まだまだ微妙に桐生一馬伝説は終わらない…!
早くプレイしたいところだがちょっとまだ高いんだよな…
誰か買ってくれ(笑)