ニュージーランドの英語の特徴というのは、いろんなところで取り上げられています。
その多くは「語彙、文法はイギリス英語がベースで、発音はオーストラリアに近くて……」という話。
わたしが感じたKiwi英語の特徴は、また別のものでした。
そのお国柄、Kiwi気質もあるのでしょうが、ニュージーランドの人たちが使う言葉ってすごくカジュアル、フランクだなぁと思うのです。
わたしがKiwiのカジュアルさにまず驚いたのが、4年前初めてのNZ旅行の準備で、モーテルの部屋を予約するのにメールでやり取りをした時でした。
こちらは英文レターの例文を参考に、「Dear sir, …」なんて丁寧な問い合わせのメールを送ったのですが、向こうからの返事は「Hi Fumika, …」と、なんとも気さくなノリ(笑)。
今回の留学中も住む部屋を探したり、旅行のツアー申し込みをしたりと、あちこちにメールを出す機会がありましたが、向こうから返ってくるメールはいつも「Hi Fumika,」で始まります。
わたしも最初の1通目は「Dear 〇〇」というかしこまったメールをとりあえず送っていました。
でも、一度やりとりが始まると、あとは「Hi Alex,」という感じで、相手がホテルのマネジャーだろうがオーナーだろうが、Mr.もMs.もつけずにメールを送ってましたね。
お店で買い物をするような時もかなりフランクです。
「海外旅行の英語会話集」なんて本を見ると、
「~が欲しいのですが」とオーダーする時は「I’ d like ~」、「Could I have ~?」
などど丁寧な表現を使うように書いてあると思います。
でも、NZでは「I want ~」、「Can I have~?」で全然OK。
お店の人も「Would you like~?」じゃなくて「Do you want~?」って感じで聞いてきます。
ツアーのガイドさんも皆こんな口調。
これ、いってみれば初対面でタメ口きいてるようなものなんですよね(苦笑)。
もちろん、フライトアテンダントとか高級ホテルなどは丁寧な英語を使っていますが、それ以外はたいていこんなノリでした。
わたしがイギリスでホームステイをした時、ホストファミリーのお家の小さい子に向かっておじいちゃんが「Could you please~?」と声をかけるのを聞いて、「なんてきちんとしてるんだろう!」と思ったのですが、それと正反対ですね。
とはいえ、この印象はわたしがこれまで見てきた範囲で感じたこと。
だからKiwiの人たち全体に当てはまるものではないのかもしれませんし、ほかの国もどっぷり入り込むと、このくらいフランクなところもあるのかもしれません。
でも、Kiwiの人が総じてフレンドリーでカジュアルというのはあると思います。
初対面でもかしこまって接する必要ナシ。
どんな人種も基本welcome、リベラルでカジュアルなKiwiの気質はこういうところにも出ているんじゃないかな。
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