私が去年の5月に大腸癌の手術を受けて病理判定の結果、ステージ4ということで腫瘍内科で抗がん剤治療を受けることになりました。

抗がん剤治療は去年の8月から受けて当初は今年の春頃までは順調でしたが手足の痺れが酷くなってきたので痺れの原因になる抗がん剤を中止したものの痺れが治る様子は一向に在りませんでした。

 

そこで腫瘍内科の先生に相談して抗がん剤の組み合わせを変えてみることにしました。

痺れの状態は少しは良くなった感じはしましたが、どうも抗がん剤そのものが癌に対して効いているような気がしないまま7月に腫瘍マーカーを見ると5月頃から腫瘍マーカーの値が急上昇しているのでCT検査を受けて癌が大きくなっているのではと思っていたら案の定、大きくなっていました。

 

これは今年の4月まで順調だっただけに私自身に油断があったのではないだろうか、抗がん剤の副作用(痺れ)にこだわった結果、本来の治療効果を客観的に判断すべきであったと思います。

 

このような結果から、また抗がん剤を変えてみましたが今度は脱毛という副作用で頭の毛は勿論、あごひげまで抜けてしまう有様で、もう一度痺れる可能性のある抗がん剤を試したところ、今度は手足の痺れもありますが、ひび割れが手のアチコチに出来て痛くて顔を洗うことさえできなくなっただけなら、まだ辛抱出来るのですが便秘が酷くなったので腫瘍内科の先生に言って抗がん剤を変えてもらうことにしました。

 

抗がん剤治療、とうのはいろんな抗がん剤及び抗がん剤の組み合わせによって、その人に効くか効かないか、副作用はどうなのか、ということを調べながら治療することである、というこが今まで抗がん剤治療をしてきて何となく分かったような気がしました。

 

今はつい最近変えたばかりの抗がん剤(点滴でなく家で朝夕食後に服用)しているものに変えています。

今までは抗がん剤を点滴・服用すると体重が減っていましたが今回の抗がん剤は別に今のところは体重の増加はあっても減っていないので安心しています。

 

抗がん剤治療というのは、いろいろな副作用に悩まされますが辛抱強く自分に合う薬を見つけ出していくことが治療であり、癌とともに生きる一つの秘訣のように感じています。

 

 

金曜日は“外知恵をカタチに”というテーマで、いろいろと暗中模索していく中で顧客のニーズ確実に掴めたらビジネスになるのではないだろうか、と思えてきました。

それが潜在的なニーズであろうと、顕在化しているニーズであれば勿論ですが、これらのニーズをビジネスコンセプトに落とし込むことがビジネス創出の第一歩になるのではないでしょうか。

 

今まで“外知恵をカタチに”というテーマで、どうしても具体的な事業アイデアが思いつきませんでしたが、前回11月9日の記事を読み直していくうちに、何となく私にも出来そうな感じがして来ました。

それはニーズをつなぐという観点から事業アイデアを考えていけば、いろいろなことが思い浮かんできました。

 

先ず一つは高齢者の生活サポートというアイデアですが、既に始められているケースがありますが、視点を変えれば単なる生活サポートに収まり切れないニーズがあるように思います。

 

高齢者といっても元気な方もおられますが一般的には70代も半ばから後半にかけては毎日の買い物が大変になりますし、毎日の献立に悩むこともあり、いっそ毎日の献立を考えて買い物から高齢者の好きな料理を作ってくれればと思われる方も多いのではないでしょうか。

 

また高齢者の買い物から料理だけでなく、これからの時期、年末の大掃除が控えていますが、重い家具類などの移動は高齢者では無理なので、どうしても若い人に手伝ってもらう必要がありますし、大掃除とともに庭の手入れをしなければならないケースが必要になる方もおられるでしょう。

 

また田舎に実家がある場合、田舎で夫婦2人で不自由なく暮らしておられたら、いいですが、お母さんか、お父さんだけで暮らしている場合は大掃除は無理なので年末に実家に帰られた時に今後の事も含め、いろいろ相談しておく必要があります。

 

高齢者の潜在的ニーズを例えとして取り上げましたが、確かに専門家はいるものの、最初は何処に相談すればいいのだろう、ということでニーズはあるものの見過ごされているケースが大半ではないでしょうか。

見過ごされているケースを顕在化すればビジネスになるのでは、前回11月9日の記事を読んで改めて考えさせられるとともに外知恵の活用法にも、つながるような気がしました。

 

次回も、この辺りを掘り下げていくことにしています。

 

 

今回も前回に続き日経新聞に掲載されていた「やさしい経済学」サービスイノベーションについて名古屋商科大学教授、澤谷百合子先生のコラム④の紹介・引用をさせていただきます。

ヘヤカット専門店として1996年にスタートした「QBハウス」は、10分1000円という革新的な価格設定を導入しただけでなく、様々なイノベーションを起こしています。

 

まず、理美容業界の常識ではありえなかった前払い制を導入しました。来店した顧客に券売機から利用券を購入してもらうことで、店内では現金を扱わないで済みます。

また、顧客が利用券を購入した時点、カットを開始した時点、カットを終了した時点の3つの時間データを自動的に収集しています。

 

これによって店舗ごとの平均カット時間や席ごとの平均カット時間などが把握できるようになっています。

本部では全ての店舗、席についてのデータを集計・分析し、現場の生産性改善に生かしています。

技術不足なのか、顧客のオーダー確認が不十分なために刈り直しが多いのか、といった原因を分析し、必要に応じて技術あるいはカウンセリングの研修を勧めます。

そうした結果、生産性が上がって給料も安定し、幅広い世代の従業員が働けるようになっています。

 

一方、顧客に対しては、指名できない不便を解消してカットイメージを正確に伝えるためのアプリを用意し、仕上がりに対する満足度合を理美容師にフィードバックする仕組みも設けています。

 

このようにQBハウスはIT(情報技術)を活用したサービスシステムを構築しています。

現場から集めた定量的データに基づいて改善し、より効率的なサービスの提供につなげています。

これはすべてのモノがネットにつながるIoTと同様の構図と言えます。

 

もはや、製造業、サービス業といった区別は意味を持ちません。焦点を当てるべきなのは、顧客や従業員・経営者をつなぐインターフェースや、卓越したサービスを実現する仕組み、つまり「サービスシステム」です。

 

サービスシステムを構築するためには、新しい技術の導入だけではなく、サービス提供を可能にする企業組織や従業員評価システム、業界ルールなども必要になります。

これらを総合的にデザインすることが求められているのです。

確かにQBハウスのシステムは今までの理美容業界ではあり得なかったシステムを導入して徹底的に生産性の向上にこだわり続けることがサービスシステムということは分かりますが、私は昔から馴染みの散髪屋さんで馴染みの親父から世間話をしながら散髪してもらうのが好きでした。

 

多少、QBハウスなどと比べて料金は高かったかもしれませんが、馴染みの散髪屋で馴染みの親父と話しをするだけで散髪にいく価値があったように感じています。

この辺りのサービスは、これからはAI(人工知能)を搭載したロボットが担当するのでしょうか、ロボット相手に床屋談義というのは何か変な感じがしませんか?