朝のルーティンを済ませて白川公園から家に戻ったが、相変わらず厳しい残暑が居座り、昼間の猛暑が案じられる。
上空にはうろこ雲が流れ、その下では、もこもことした積雲が湧いている。
空では秋と夏がせめぎ合っているようだが、まだまだ夏が優勢の空模様だ。
毎週木曜日は、円空仏彫刻「木端の会」の稽古日。
午前中は荒子観音寺の教室で、千手観音像の制作に取り組んだ。
現在取り組んでいるのは、胴体に取り付けるたくさんの手である。
上半身に取り付ける手の制作を終え、今日は下半身分の手に取り掛かった。
四角柱の木材から、それぞれ形の異なる立体的な手を一つずつ削り出していく。
小さな部材とはいえ、形を整えるには時間と根気が必要だ。
力仕事ではないので、今日のような暑い日でも、室内でじっくり取り組めるこの作業が向いている。
午前中に二個を荒彫りしたところで、今日の作業は終了した。
まだ先の長い千手観音像の制作だが、一つひとつの手が形になっていくにつれて、完成への道筋が見えてくる。




