今日はやや雲の多い一日だったが、時折日が差すと猛烈な暑さを感じる。
週間天気予報によると、向こう一週間は猛暑日が続く見込みで、まだまだ熱中症への警戒が必要なようだ。

 

 

今朝も元気な子どもたちと一緒に、下園公園でラジオ体操をして、暑い一日が始まった。

 

 

毎週木曜日は、円空仏彫刻「木端の会」の練習日。

午前中は荒子観音寺の教室で、いつものように仏像彫刻に取り組んだ。

 

 

制作中の十一面千手観音像は、粗彫りがほぼ終わり、現在は仕上げ彫りを進めながら、脇手(わきしゅ)を作っている。

千手観音は、あらゆる苦しみから人々を救うために千本の手を持つとされる。

実際の「千」は文字どおり千本というより、無限ともいえる救済の力を表しているともいわれる。

今回の手本となる仏像には、左右合わせて40本の脇手がある。

それをそのまま再現するのではなく、少し簡略化し、胴体の両脇にバランスよく収まるよう、本数を調整して作り始めた。

 

 

一本できるごとに仮止めし、全体のバランスを確かめながら次の一本を作っていく。

一本一本の形だけでなく、すべての手が揃ったときの姿を想像しながら進めるので、なかなか根気のいる作業だ。

仏像の手には、合掌印や禅定印、来迎印など、仏の役割や意味によって決められたさまざまな形がある。

 

細かく根気のいる仕事だが、それぞれの印相の意味を考えながら手を彫っていくことも、仏像彫刻の楽しみの一つである。