毎月第二土曜日の午後1時から4時まで、荒子観音寺所蔵の円空仏が、境内の本坊客殿で公開される。
荒子観音寺には、高さ3メートルを超える仁王像から、わずか2〜3センチほどの小さな木端仏まで、1,250体余りの円空仏が現存している。
その数と内容の充実ぶりは全国屈指とされ、円空仏の宝庫として多くの人々に知られている。
真夏日の今日も公開日ボランティアとして参加し、各地から訪れた拝観者の案内や、無料体験彫刻の指導などを行った。
梅雨時らしい蒸し暑い一日だったが、団体ツアーの参加者や個人客の方々が次々と訪れ、境内や客殿は終日賑わいを見せていた。
体験彫刻では、初めて彫刻刀を手にする方も多く、皆さん真剣な表情で小さな仏像作りに取り組まれていた。
完成した小仏像を手にした時の満足そうな笑顔が印象的である。
参加者には記念として円空仏ストラップも贈られ、それぞれが自作の小仏像とともに良い思い出を持ち帰られた。
円空上人の温もりあふれる仏像に触れ、その精神の一端を感じていただける貴重な機会として、これからも多くの方に足を運んでいただきたいと思う。




