中区栄の若宮八幡社では、境内のアジサイがちょうど見頃を迎えていた。
緑豊かな境内のあちこちに植えられたアジサイは、青や紫、白、淡い紅色などさまざまな花を咲かせ、それぞれが初夏の彩りを添えている。
最近は、手水所にアジサイを浮かべた「花手水」や、季節限定の切り絵御朱印も人気を集め、多くの参拝客が足を運ぶ名所となっている。
この日はラジオ体操へ向かう前の早朝に立ち寄ったため、境内にはまだ人影もなく、鳥のさえずりだけが静かに響く森閑とした雰囲気だった。
朝露をまとった花々は一層みずみずしく、しばし足を止めて眺めていると、慌ただしい日常を忘れさせてくれるようだった。
まもなく東海地方も梅雨入りを迎える頃。
雨に濡れたアジサイはさらに色鮮やかさを増し、六月半ば頃までは艶やかな姿で訪れる人々の目を楽しませてくれそうだ。











