古川美術館で開催中の「山本眞輔・澄江 の世界〜祈りの情景〜」展を観てきた。

 

 

古川美術館は、昭和の実業家・故古川為三郎氏が長年にわたり蒐集した美術品を公開する場として開館された美術館。

 

 

分館の為三郎記念館は、為三郎氏の旧私邸を活用した施設で、庭園をはじめ、数奇屋造りの母屋や茶室などが国の登録有形文化財となっており、一般公開されている。

 

 

 

こちらでも様々な企画展が開催されており、今日は「それぞれの祈りのかたち〜山本真輔・澄江・真希〜」展が催されていた。

 

 

 

庭園を借景にした数奇屋造りの静かな空間に作品が展示され、現代美術でありながら、どこか懐かしい穏やかな空気が漂っていた。

障子越しの柔らかな光や、庭の緑との調和も美しく、作品世界をより深く味わうことができた。

 

 

 

 

鑑賞後は庭園をゆっくり散策した。

木々の緑が初夏の光に映え、街中とは思えない静寂に包まれていた。

 

 

 

この辺りは、かつて名古屋を代表するお屋敷街として知られていたが、近年は再開発が進み、高層マンションが建ち並ぶ街へと変わりつつある。

それでもなお、随所に往時の面影が残されており、文化の香りを感じさせる街並みであった。

 

 

 

美術館近くの店で昼食をとったが、素材が新鮮で美味しかった。

美術鑑賞の余韻に浸りながら、目も口も満たされるひと時を過ごすことが出来た。