PERFECT DAYS | 福岡電機の社長のブログ

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2ヶ月程前に、役所広司さん主演、ヴィム・ヴェンダースさん監督の映画「PERFECT DAYS」を観ました。

正直、この映画の主人公の様な生活がしたいと思っています。

流れる音楽も僕のプレイリストと重なっていてドはまりでした。

 

もう上映は終わっていると思いますが、何かで鑑賞する機会があるかも知れませんので内容までは書きませんが、スリルもサスペンスも伏線も回収もありません。

しかし、この何の変哲もない普通の生活がこんなに幸せそうに見える事に感動させられました。

 

 

私は、今の職責を覚悟するために、取り返すことの出来ない大切なものをいくつか諦めて生きて来ました。

 

25%近くになっている自分の残りの人生に何をして置くべきかを考えている事。

悔いが残る人生だったとしても、「俺なんかにして見れば上出来だ」と思える瞬間を探している事。

死んでしまえば知ったこっちゃないけど、出来れば迷惑をかける人を極力少なくしたい事。

出来れば僕がこの世に存在していた事もさっさと忘れてくれる方が有難いと思っている事。

 

そのために社員の方々には、今まで通りの価値観では生きて行けなくなっている現実を痛感し、無理矢理にでも価値観の急転換をし、もっと上のステージへステップUPするスキルを早急に身に着けて頂かなければならない事。

そして僕がこの世から消えた後も生活を続けて行ける体制を大至急築いてもらいたい事。

 

天職とは自分に合った仕事ではなく、好き嫌いにかかわらず、環境によって決まってくる、やらなければならない仕事の事だと思うのです。

 

そんな事を常に考えている、今日この頃で御座います。