会議不要論 | 福岡電機の社長のブログ

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主にそんな従業員の皆様へ向けて発信しております。

新年度が始まりました。

エイプリルフールだから「会議不要」と言っているわけではありません。

真剣に会議なんて無い方が良いと思っているのです。

 

例えば私がフリーランスで一人で事業をしているならば、会議なんて要りません。

もしも千人の従業員が居る企業でも、社員が全員情報を共有した私のクローンならば、やっぱり会議なんて時間の無駄です。

 

多様な性格・多様な価値観・多様な生活環境を持つ人間が集まった組織では、絶対に会議が必要になります。

強制的なコミュニケーションの手段です。

 

担当者や管理職や経営層では伝えたい情報と知りたい情報が違うものです。

立場や職種によっても必要な情報は違ってくるでしょう。

 

伝えたい情報は発信する者が分かり易く提示・説明すれば良いと考えます。

それでも分からない場合は知りたい者が質問すればよいのです。

知りたい情報が何も提示されていない場合は受信する者が質問から始める必要があります。

それを繰り返すことで基本的な考え方と問題点を共有し、目指すべき状態と実行すべき作業を明確にし、分担・共同で責任を果たしていく事が出来ます。

 

この様な活動が資料や報告書・メールやデーター、その他のコミュニケーションで共有することが出来、理解不足や勘違いを起こす事無く、会社を存続させることが出来れば、会議は必要ありません。

つまり説明と質問が不要なほど報告と理解が上手く行っていれば会議は不要なのです。

 

私は頭が良い方ではありませんので理解力が足らないのかも知れませんが、会議での報告や説明に意味が分からない事や疑問に思う内容があると質問せずには居られないのです。

質問しても、明確に即答されて納得させられることはあまり記憶にありません。

私が質問しないでいると、そのまま次の議題へ進んでしまう時も有ります。

本当に全員理解・納得しているのでしょうか?

 

ややこしい問題はスルーして、波風立てずにさっさと会議を終わらせたいだけなのでしょうか?

それならば別の意味でその会議は不必要だと思います。

ダラダラと何の成果も生まない会議もやめるべきでが、時間を短くすることばかりを気にして情報の共有も出来ず、結論も出ず、再度同じ議題で集合するのは愚の骨頂です。

 

会議を早く終わらせたいのならば、必要な情報が明確にわかる準備をしてもらいたいのです。

特にボーナスの査定時期や8月9月の下期予算見直し時期、12月の追い込み時期、2月の来期予算積み上げ時等の会議は必要な情報が多くなるのでそれだけ時間も掛かる事くらい心得て置いて欲しいのです。

 

少なくとも私からの質問を止めたいのなら、私が納得する情報を的確に提供して下さい。