以下は持論になりますので、不快に思われる方がみえましたらすみません。
ひとつめの正確な知識。
これは基礎中の基礎。これが無ければ専門職として仕事になりません。
私は現職5年目を終えたあたりで、ようやく最低限の知識が身に付いた気がします。
とはいえ今も参考書を開き、手引きを確認し、家に帰ってからも調べものをする毎日です。
分からなければ勉強するしかありません。
これは職を離れるまで、もしかしたら最期を迎えるその日まで続くのでしょう。
ふたつめの冷静な頭脳。
これは元々の資質に加え、どれだけ場数を踏み訓練されたか、経験がものを言うのではないでしょうか。
業務において、熱くなった、また混乱した、さらに絶望の淵に立たされた方々と向き合います。
また、いわゆるモンスターペイシェント(MP:医療従事者や医療機関に対して自己中心的で理不尽な要求を繰り返す患者や親族や等)を相手にすることもあります。
私たちも人間ですから機械のようにはいきません。でも職務においては自身の感情をコントロールし、時に自身の思いを圧し殺して対峙しないといけません。
この『※感情労働』で、私はごはんを食べているのです。
※肉体労働や頭脳労働に並ぶ労働の分類とされ、自分の感情をコントロールしつつ、相手にpositiveな働きかけをすることで報酬を得ること。
みっつめの、あたたかい心。
これはすべての医療従事者に必要なものですが、特に私たち福祉職には必要不可欠であり、生命線であると考えています。
こればかりは、努力した誰もが身に付けられるものでは無いと思っています。生まれながらに、得手不得手、向き不向きがあると、自分は思います。
その心の上に専門性が伴い、初めて支援者としての力が発揮されるのです。
蛇足として。
上記3つに加えて、必要なのは『人生経験』でしょうか。
これは職業人としての経験のみならず、日常生活、プライベートにおけるものすべてを含めて。
自分自身が患者になって初めて解ることがたくさんありました。
大切な人を失って初めて知る気持ちがありました。
自身が親となり気付いたこともありました。
どれも、経験しないとわからないことです。
楽しい、幸せな経験は心を豊かにしてくれます。
でも、悲しみや苦しみが人の心を広く、またやさしくしてくれることも確かなことと信じています。
本題に戻り、結論です。
私たち福祉職は、確かな専門性はもちろん、いかに心で心に触れられるか、それが大切だと考えています。
その人がどれだけ自分のことを大切に想ってくれているか、真剣に考えてくれているか。接していれば、わかりますもんね。
自分の仕事には自問自答の日々が続きます。
その方らしい生き方を支援できるよう、しばらくはこの道を探究していきたいと思います。
少し長くなりました。私の拙い話にお付き合いいただきありがとうございます。
マイペースとなりますが、現状や昨年の検査入院についても、ぼちぼち更新していきたいと思います。
今年も梅雨明けは酷暑でしょう。
皆様もどうかご自愛ください。

