ちょうど先週の話になりますが、先週のこの日はこちらにお招きいただきオンラインでお話をしてきました。

 

 

タイトルは少し長くなってしまっていますが、

『震災の復興プロセスおよび長期避難生活における活動と課題―東日本大震災を事例に―』というお題で、

災害後に起こる「人災」を「予防」することについて参加者と共に考える時間を持ちました。


 

詳細はtheLetterで綴るのでここでは詳しくは書きませんが

(もしご関心のある方々がおられましたらお声かけていただければ幸いです)、

自然災害の後には「人災」が起こります。

 

 

 

近い内容は以下で誰でも読めるようにしているのでよろしければ。

 

 

 

 

どうしても「防災・減災」というと、

次の「自然災害」を防ごう・減らそうということに集中しがちになりますが

(それももちろん大事なのはその通りです)

私はこれまでの経験上、あるいは立場上、災害の後に起こる「人災」にこそ、

事前の対策・備えをしておかないといけないのではと考えています。

それも長期的な視点を持って、です。


 

コロナ禍となって2年以上が過ぎましたが、

差別や分断が多く起こっていることはみなさんも痛いほど理解されていることと思います。

時の為政者が国民のことを考えているかどうかも明らかになるものであり、

「みんな大変」の中、社会的弱者がどんどん取り残されていくこともよくわかったかと思います。

これらは残念ながら災害のあとに起こる「あるある」です。

現在それをなくしていきたいので「ないない」として記事を書いたり、

今後できる範囲で絵にしていったりする予定です。

→読者限定ですがこちらとか。

 

 

私たちは何を「教訓」として学ばないといけないのだろうか…と災害が起こる度に考えさせられています。


 

今年は日本各地で大雨による水害が相次いでいます。

被害に遭われた方には心からお見舞いを申し上げたいと思いますが、

それらに対して政府は支援表明などをしないどころか

(していたらすみません、仮にしていてもあまりに声が小さいと思います)国会も開かずにいますね。。

水害被災者に充てるお金よりも国葬に充てるお金のことばかり考え、

そもそも国葬反対の声に「耳を傾ける」こともなく、まるで独裁政権のように事を進めていっていると感じます。

これもひとつの(政権や政治の在り方を変えることでしか予防できませんが)大きな人災と言うべきことです。

私たちはこうした「起こりうること」をきちんと想定しないといけない、

対策をしないといけないのだと思います。


 

今回のお話は短い時間であったこともあり、全然話足りませんでしたが、

言い換えれば、災害後の「二次被害」が極力起こらないようにという内容であったかなと今思っています。

政府はいち早く被災に目を向け、支援を講じていくべきであり、

一方で、統一協会との癒着関係のある議員を辞職させ、国会をクリーンにすべきです。

カルト・反社会的集団と関係がある時点で、国民の命より「教義」が優先される恐れがあり、

それは当然国を滅ぼしていきます。

現に今(これまで)はそうだろうと思われ、ここが正念場と思います。

少し話が脱線してしまいましたが、

私たちの「備え」「教訓」の質を高めていくことが求められていると思いますし、

その役に立てるように私自身、精進していたいと思うのでした。