福島~山形旅四日目最終日は山形県米沢市の小野川温泉で過ごし、高畠町に立ち寄って帰路につきました。



小野川温泉ですが、こちらは「小野小町伝説の美人の湯」と言われており、その伝説の内容は

 

734年、父を慕い京より旅だった小野小町が病に倒れた時、夢で告げられた霊泉。

小町はこの霊泉に入り、病も治り、絶世の美女に生まれ変わりました

 

というものです。


 

伊達政宗や上杉鷹山も入浴された名湯であるそうで、高温ラジュームなるものの含有が日本一ということです。

肌に優しく、また婦人病などにも効果があるとされ、このあたりでは子宝に恵まれた折に、

湯の神様へお礼参りをする習わしがあるとされています。



ここも小野小町の建立と伝えられています。

そのすぐ隣には、小野小町が休んだ石もありました。



 

このあたりは「ほたるの里」とも言われており、

私がお邪魔した時期(6月)にはほたる祭りが開催されていました。



夜はライトアップがされていましたが、まさかのブレブレで…情けない写真を載せておきます笑



 

これだけの温泉と「ほたるの里」からわかる通り、

ここは水・お湯が豊富な地域であり、飲泉や足湯なども至る所にありました。

コロナだったので飲泉は難しかったのですが、

ここのお湯を飲んだら健康になりそうな(ミーハー笑)気がしてなりませんでした。

でも足湯は半端なく暑くて、一瞬足を浸けてじたばたしていました笑




また水が豊富であることからと思いますが、田んぼもあり、田んぼアートが見られます。

初めて見て、その完成度の高さに驚きました。

ここにある『温泉むすめ』の件はまた別で書きます。




  

小野川温泉を満喫した後、「まほろばの里」である高畠町は『亀岡文殊堂』に寄ってきました。

「まほろば」というのは「丘や山に囲まれた稔り豊かな住みよいところ」という意味を持った言葉で

高畠町観光協会HPより)、「優れた土地」であることを意味しています。



 

高畠町は私の母校が大変お世話になっている地域であり、

ちょこちょこ出てくる私の恩師は将来住みたい町1位に高畠町を選んでいました。

『生のリアリティと福祉教育』では、

「たかはた病」なるもの(ここだけ切り抜くと悪いことのように見えますが笑)も紹介されていますので、

ぜひご覧になってみてください。いつかゆっくり訪れて高畠町のことも記事にできたらと思います。

 

 

 

さて、『亀岡文殊堂』に話を戻しますと、ここは日本三文殊とされており、

「知恵の水」もあって水を飲むと文殊さまの知恵を授かることができるとされています。







本堂に向かう途中に多くの僧侶の石像があり、知恵を巡って様々なやり取り・修行がなされたのでしょうか。




立派な杉の木にも見守られ、とても心地のいい時間を過ごすことができました。


 

ランチは龍上海本店に行き(12時ちょい過ぎだったかと思いますが30分並びました…)

辛みそラーメンを食べましたが、最高おいしいです。






確か横浜のラーメン博物館にもあって、一度食べたことがあったのですが、本店はやはり違うなと…。

そりゃこれだけ並ぶわけだとちょっと脱帽でした。

 

 

 

ランチの後のデザート?に、細い小道の先にひっそりとある、

シフォンケーキ専門店の『にんまる』さんに寄ってきました。




ここは東京で修業を積まれた方がUターンをしてオープンしたお店であるようで、

口コミがよかったため、がんばって探して寄らせていただきました。


 

4種類のシフォンケーキのうち3種類(ひとつ売り切れだったかなと)を購入し、

帰ってからおいしくいただきました。



まさに「にんまり」な味に大満足で、近くにもこういうお店があったらいいなぁと思うばかりです。


 

最後は『山形丸ごと館』と『道の駅天童』で足湯に入り、旅を終えました。





丸ごと館では大きなさくらんぼをゲットし、天童は将棋の町で有名ですが、

道の駅はジェラートもあったりお土産品などもとても充実していておすすめです。


 

コロナ禍で旅がしづらい状況ではありましたが、

やはり様々な地域の大切な資源(マイナス・ネガティブな資源・現実も含め)に触れることは

見識を広げるうえで重要であり、何より楽しいことであるなと感じました。

今後も旅を通じての新しい出会い、学び、気づきなどを書いていけたらと思います。

お読みいただき、ありがとうございます。