こんにちはー。ブライトです。
先日は大阪京橋の名店『やま本』さんでもつ鍋を頂いてきました~。
ニンニクたっぷりで、もつもぶりんぶりんで、この季節あったまるー-。
うま味が深く、大変おいしゅうございました。
はたして新築アパート計画にはうま味はあるのか!?
本日は第16話です。
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~中河内新築ものがたり Vol16~ ようやく売買契約…しかし。
2022年5月某日、サナダ不動産様の事務所で売買契約を迎えておりました。
今回、売主様は3人います。3人から土地を買いますので、契約書も三通、捺印も3倍です。捺印マシーンと化します。
売買契約は滞りなく終わりましたが試練はそこからでした。
例の位置指定道路の件でサナダ不動産のマサユキ社長と、その息子さん『ユキムラ』さんとのご面談です。
ユキムラさん
『位置指定道路の件、市に位置指定の申請を出すと、開発行為となり、期間が長くなるのと、どうしても道路整備費や下水整備費に追加費用が掛かってしまいます。』
『お互い、但し書き許可で建築する方向性ではどうでしょう』
ブライト
『但し書き許可ですと、私の土地は接道が良くならないのでメリットがありません。そして、銀行融資も厳しくなり、計画そのものが成り立たなくなるかもしれません。』
ワタクシ、事前に少し調べていました。
建売業者は但し書き許可で住宅を建築し、売れば出口になる。
アパート大家は但し書き許可で建ててしまうと、資産価値が棄損します。そもそも、銀行さんによっては建てることすら厳しくなるかもしれません。
この日はそんな内容で会談が終わりました。
ここにきてまだプランが固まりません。。
そして翌日は、きぼうの星、『きぼう銀行様』との面談です。
紳士風の融資課長と、百戦錬磨感のある支店長との面談です。
少し銀行様面談にも慣れてきたブライト、より良い条件を引き出すべく、交渉に入ります。
ブライト
『ある信金様から2%、30年で内諾頂いています。金利1%台など、それより条件が良ければぜひ貴行にお願いしたい』
きぼう銀行様
『頭金15%程度、期間30年で上申してみる。金利もご要望に沿えるように検討する』
なんと、すごく前向きではありませんか!
きぼう銀行様は別ルートで玉砕したのですが、ルートを変えてみると風向きも変わるものだなぁと実感しました。
あきらめなくてよかった!
銀行様からのお返事を待ちつつの6月某日、サナダ不動産からのお電話が入ります。
マサユキ社長
『ブライトさん、今回のアパート建築の件、いつまで待てる?隣地の売主様が今年は少し多忙で、隣地の土地売却の件は来年にしてほしいと言ってきたみたいねー』
ブライト
『残念ながらプランが固まらないと銀行の正式GOが出ません、銀行のGOを頂かなないと決済ができません』
『決済日の前には隣地が買えるのかどうか決まっている必要があります。そうでないとプランが固まりません』
マサユキ社長
『そうかー。では残念ながら今回、隣地を併せて検討するのは厳しそうだね』
『隣地の話はなかったことにして、ブライトさんの土地だけで決済しましょう』
… ぐりっと3周くらい回ってもとの長屋プランに戻りました。
… あのバタバタは何だったんだ。。
ま、接道良くなるといういい夢見ましたし、勉強になりました。
どこかで今回の件はすごく活きる気がします。
さて、隣地の件はなかったことになり、もとの長屋8部屋プランに戻りました。
あとは銀行さんの正式回答、そして土地決済です。
… 次回に続きます。