半懐紙とは? | 七田厚ブログ

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社長としての目線だけでなく、一人の父として、自身の子育てについても語っていこうと思っています。
~株式会社しちだ・教育研究所 代表取締役社長 七田厚のブログです~

懐(ふところ)に紙と書いて、「懐紙」。

 

お茶席であらかじめ懐に入れておき、お菓子をいただくときに使う和紙のことです。

 

 

それは知っているのですが、「半懐紙」とは何?

 

懐紙は、そもそも半分に折ってあるけれど…??

 

昨夜は、月に一度の「かな書道」のオンラインレッスンでした。

 

墨汁は使わず、墨を硯(すずり)で磨(す)り、かな用の小筆を使って書くので、私の持ち味の太い字の対極にある書道です。

 

墨汁を使い、一般的な筆で漢字を書くときは、普通、半紙で書きますが、かな書道のときは、「半懐紙」を使います。

 

半懐紙は、半紙とはサイズが少し違い、紙も薄いのです。

 

半紙判のサイズは約24.2✕33.3㎝で、

 

半懐紙判のサイズはそれより一回り大きく、約24.5✕36.5㎝。

 

なぜ「約」が付くかというと、メートル法ではなく、尺貫法の時代から書道があるからです。

 

半紙は8寸✕1尺1寸、半懐紙は8寸✕1尺2寸ということですが、統一されてなくて、産地によって大きさが多少違うことがあるとのこと。

 

尺貫法を㎝に直すと、1寸=約3.0303㎝、1尺=10寸なので、

 

かけ算すると、8寸≒24.2㎝、1尺2寸≒36.4㎝となります。

 

藤原行成の関戸本古今集より、「つらゆ支(き) たれしかもとめてを利(り)つるはる がす三(み)多(た)ち可(か)く須(す)らん山のさく らを」

 

 

本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。。

 

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