「恭子」さんの「恭(キョウ)」の字に「しい」をつけた「恭しい」、なんと読むかご存じですか?
また、「寛子」さんの「寛(ひろ=カン)」の字、「寛ぐ」と書くと、なんと読むかご存じですか?
私は読めなかったのですが、それぞれ、「うやうやしい」と「くつろぐ」です。
ちなみに、「恭子」さんも、「寛子」さんも、私の知り合いにいらっしゃいます。
「信子」さんも、「敏子」さんも、「恵子」さんも、知り合いにいらっしゃるのですが、最近は、名前に「子」がつく方が少なくなってきましたよね。
この5人のお名前の「子」を取って順に並べた「恭寛信敏恵」、論語の陽貨篇に出てきます。
孔子に「『仁』とはどういうことでしょう?」と質問したときの答えの一部だそうです。
・「恭」しければ、人から侮られることはない
・「寛」容であれば、人がついて来る
・「信」義を守り言行一致ならば、信用される
・俊「敏」ならば、仕事の成績が上がる
・「惠」み深ければ、人を生かして使うことができる
ということなのですが、今年の房仙会書展には、この「恭寛信敏恵」を、特別な筆で書くことにチャレンジしました。
筆の腰がかなり柔らかく、うまく書けなくて苦労したのですが、最終的に、なかなかいい感じに仕上がりました!
オンラインで共に学んでいる全国の仲間の作品展がありますので、是非観にいらしてください。
4/29から5/1(毎日朝11時から)、東京・銀座の鳩居堂4階でお待ちしております!
本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。