明後日から、房仙会8月オンライン書道Weekが始まるので、その予習投稿です!
今年度の課題は、三蹟の一人、藤原行成の『白氏詩巻』の8つの詩から出題されています。
4月から7月までは、毎月違う詩の中から、臨書の課題が選ばれていましたが、
8月は、予想に反して、7月と同じ『和河南鄭尹新歳對雪』(七言律詩)の中の文字でした!
まだ、言葉を選ばれていない詩が3つ残っているんですけどね。
7月が「有詩人」で、8月は「照書巻」です!
「照」の字の下の「れんが(4つの点)」→「灬」は、昔は「火」と書くことが多かったらしいです。
9月の課題も、『書統』8月号の巻末に予告が出ているので、チラッと見てみると、
残り3つの詩の中の、短い七言絶句(7字×4行)の詩から選ばれた5字「今宵能借客」でした!
原典はこちらです。
こうなると、下半期、来年3月までは、5字か6字の課題になるような気がしています。
10月は昇段試験で、別の条幅の課題を書くのですが、昨年度はそれが14字ありましたから…
消化不良を起こさないよう、まずは一字ずつ、しっかり書き順や筆遣いを覚えること。
だいたいうまくかけたとしても、1字失敗したらダメになるという緊張感もあるし…
墨の付け加減は難しいし…
でも、そんなチャレンジを乗り越えていくのが、大変だけど楽しいのです。
本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。