今日は午後から、私の母校でもあり、3人の子供たちが通った地元の中学校で、麻薬の密売人をやってきました。
「何それ?」とお思いでしょうか……。
間もなく卒業される中学3年生の皆さんを対象に、私の所属する江津ライオンズクラブのメンバー数名で、「薬物乱用防止教室」を行ってきたのです。
「薬物乱用とは?」という話から始まり、次に、麻薬・覚せい剤乱用防止センターが制作した15分のDVDを見てもらいました。
その後、生徒さんに協力してもらい、寸劇を2つ行ったのですが、その1つめが今日の私の役、「麻薬密売人」というわけです。
「君きみ~、なんかちょっと疲れた顔してるね~。疲れがすぐ取れる『スピード』っていう薬があるんだけど、ちょっと試してみない?」
「徹夜で勉強したときでも、頭がスッキリするんだよ♪」
「今日はお試しっていうことで、ただでにしとくからさ、もし、気に入ったら、ここに電話して…」
2つめは「芸能プロダクションのスカウト」という設定で、「彼女、オーディションに出てみない?」と声をかけ、1週間で10㎏やせるサプリメントを渡そうとする話です。
このように、言葉巧みに誘われても、絶対、口車に乗っちゃダメ!!という寸劇でした。
怪しいおじさんでなく、身近な人から1回だけ!と言われても、とにかく、ダメ。ゼッタイ。です。
ライオンズクラブの活動方針の一つに、「青少年健全育成」ということがあり、その活動の一環として、地元の小・中学校に出向いて、薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」ということをお伝えしています。