「モンブラン(Mont Blanc)」と言えば、ケーキか万年筆か…という感じもしますが、フランス語で「白い山」という意味です。
モンブランは標高4807mの山なのですが、その手前に、エギュイ・デュ・ミディ(Aiguille du midi)という3777mの山がありまして、
その、富士山よりも1m高いその山に、なんと、60年も前に展望台が作られているんですね。
標高1037mの麓のシャモニー(Chamonix)の町から、山頂部の駅まで、2台のロープウェイを乗り継いで20分ほどで行くことができるんです。
それはすごいなと思いつつ、最初のロープウェイに乗る直前、激しく後悔しました。
ジェットコースターはもちろんのこと、観覧車に乗るのも怖い私だったことを思い出したのです!
団体行動なので逃げるわけにもいかず、乗り込みましたが、両手で支柱を握りしめ、ひたすら前を見て、自分に大丈夫と言い聞かせ、直立不動で、景色を楽しむ余裕はありませんでした。
20分の試練の時が過ぎ、最後のエレベーターに乗って、標高3842mの屋上展望台で自撮りした写真がこれです。
足がすくんで、手摺の所まで近寄ることもできず、表情にはまったく余裕がありませんが…
実は、モンブランがこんなに天気がいいのは10回行って1回ぐらいで、摩周湖に霧がかかっていないくらい珍しく、ラッキーなことだそうです!
気圧が低く、空気も薄くて息苦しいし、写真を何枚か撮って、すぐ、休憩所に引っ込んだのですが、そこでは、おみやげを売っているし、ココアも買って飲めるし、よくそんな恐ろしい場所に、そんな施設を作ったもんだと、昔の人々の偉業にただただ感心するばかりでした。
下山して、昼食を食べに行く時、麓の町で、セント・バーナードに出会いました♪
ちなみに、シャモニーはスイスではなく、フランスの町です。
本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。