今日は、ミルキーウェイホール(江津市総合市民センター)小ホールで講演をさせていただいたのですが、地元開催ということで、冒頭、地元ならではの話をいろいろとさせていただきました。
・熊本で通訳をしていた父は、当時、不治の病と言われていた結核にかかり、治療に専念するため、父親(私からは祖父)の郷里、江津市に戻って来たこと。
・駅前にあった古本屋が、当時の父にとって唯一の、世界へつながる扉、インターネットのようなものだったと言っていたこと。
・父が「人間の能力についての研究」を生涯のテーマにしようと思い立つきっかけとなった翻訳書『英才教育の理論と実際』と出合ったのも、その古本屋だったこと、などなど。
90分の講演の最後は、先週、名古屋で行って好評だった絵本の読み聞かせで締めくくりました。
読ませていただいたのは、昨日、見本が届いたばかりの新刊、『おへそのさき』(文:入江富美子/絵:のぶみ/しちだ・教育研究所刊)です!
主人公は、もうすぐ赤ちゃんが生まれると楽しみにしていた、だいちゃん。
妹の誕生をきっかけに、自分も、お母さんとへその緒でつながっていたことを知ります。
そのお母さんも、生まれた時には、おばあちゃんとおへそでつながっていたこと。
おばあちゃんはひいおばあちゃんと、ひいおばあちゃんはひいひいおばあちゃんと…。
そうやってつながっていった先は、いったい???と疑問を抱きます。
はてさて、「おへそのさき」は、どこにつながっているのでしょう?
この絵本は、「へそ道」を主宰し、精力的にワークショップを行っている入江富美子さん
と、愛ある素敵な作品でお馴染みの絵本作家のぶみさん
の初コラボ作品です。
『おへそのさき』、いよいよ10月1日発売開始です!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。