今月下旬に、PHP研究所から、七田眞著・七田厚編集で、『「頭がよくて思いやりのある子」に育てる91の金言』という本が出版されます。
七田の新刊としては約1年ぶりで、私も心待ちにしています。
今日から5日間にわたって、その中の金言を少しずつ、ご紹介していきます。
初日の今日は、「第1章 毎日が楽しくなる子育ての基本」の中からです。
知識を教え込むのが子育ての目的ではありません。
子どもにどうやってやる気を起こさせるかが大事なのです。
子どもは親とのさまざまな遊びを通して、人と接する知恵とか、頭をどう使うかというような、生きるうえで大切な知恵を学んでいきます。
それを忘れて、知識を教えることばかりを考えていると、「これは必ず教えなくてはいけない」という押しつけの教育になってしまいます。
その結果、親も子もくつろげなくて、「ママと一緒にいるのは嫌だ」となります。
知識はあとからついてくるので、今やるべきことは、むしろ親と子のふれあいであるとか、いろいろな遊びの相手をすることです。
子どもに対して、「いいかい、これをこうするんだよ」と教えて、そのときにはできるようになったとしても、将来もずっと親が子どもに教えてやれるわけではありません。
また、「まだ習ってないから……」という受け身いっぽうの子どもを育てることにもなりかねないのです。
子どもには学習習慣をつけさせることが大切です。
あとは、子どもにどうやってやる気を起こさせるかです。
心の問題をいちばんに考え、それから自分で勉強する力、言い換えれば本を読む力を育てましょう。
いかがでしたか?
本文は、もう少し長いのですが、一部割愛しました。
明日以降も、是非、ご覧ください。
本日は、このへんで失礼いたします。
ありがとうございました。