PKまでもつれた試合でしたが、決めるべきところを決められないとこうなるのは半ば必然であったようにも思います。
これで日本代表はコンフェデへの出場権を失い、高いレベルでの試合がチームとして出来なくなります。
この損失は大きく、なかなか埋められないものでしょう。
ただ、僕としてはチームに対してがっかりする気持ちより、心配な気持ちが強くあります。
特に香川くん。
彼の輝きが去年からどんどん失われているのは明らか。
PKを外したのはとても象徴的だったように思います。
案の定、マスコミは香川くんのメンタルの弱さを指摘しますが、ファンとしてはなんとか彼を支えてあげたいところです。
香川くんは上背があるわけでもなく、身体が強いわけでもありません。
ただ、サッカーにはいろんな輝き方があるのを体現しているような選手で、日本のサッカーをする子供たちにたくさんの希望を与えてくれる存在だと思います。
そんな彼が苦しんでいるのを見て、なんとかしてあげたい!温かい声をかけてあげたい!というのが試合が終わって真っ先に感じたものでした。
サッカーはミスがつきもので、ミスを引きずってはいいプレーが出来ません。
しかし、悪いプレーが続けばいいイメージを持って戦えないでしょう。
じゃあ、どうすれば自分がいい状態になれるのか…それは誰だって同じです、日々地道に努力を重ねるしかありません。
そして何より周囲の温かい声が必要不可欠です。
アジアカップでは結果は出なかった。
でも、ワールドカップでは良い結果を残せた、そうなれるようにファンが彼に励ましの言葉をかけてあげられたら、と思います。
これで日本サッカーの結果に一喜一憂する日々はひとまず三月のJ開幕までお預け。
ただ今年はよりサッカーの持つ力、エネルギーを確認しながらサッカー観戦を楽しみたいです。
香川くんが今後、どうやってエネルギー溢れるプレーを見せてくれるようになるのか。
その過程が楽しみでなりません。