首位をなんとかキープしている浦和と、首位争いに残りたい鹿島の試合。
前半はPKのチャンスを逃した浦和が自滅する格好で、鹿島が好機をつくります。
ただ、前線にダヴィの存在感が無いからか、安定した攻撃が出来ません。
鹿島の赤崎くんに対して、那須、槙野、森脇の三人は安定した守備を見せていましたが、若いカイオの一振りにゴールを許します。
充実した声優陣を揃えて覇権を取りにいったアニメが、若手声優を揃えたアニメに人気をかっさわれるように、浦和にとっては虚をつかれたカタチになりました。
しかし、後半開始と共に浦和サポーターの肩を組んでジャンプし、選手を奮い立たせます。
選手を奮い立たせる術を知ってるサポーターは本当に心強いですね。
不祥事はありましたが、サポーターがチームを支える模範となれるものを浦和サポーターは持っていると感じます。
そして後半、李忠成のゴールで浦和は同点とします。
前半良い所が無かった浦和。
連戦を考慮してメンバーを変えたものの、PKを外すなど波に乗れる機会を逃したから。
後半、関口や李を投入して勢いを取り戻せたのはあくまで本来の力を取り戻したに過ぎないと思います。
対する鹿島はまだまだ若いチーム。
怪我でカイオを欠いてからは攻撃のチャンスも少なく、浦和に終始ペースを握られてしまいました。
浦和はこの後、勝ち点3差のあるガンバとの直接対決を残していて、貯金はほぼ無い状態。
ただ、熱いサポーターの声を背に最後まで戦い抜けそうな雰囲気です。
鹿島は優勝するには攻撃陣の奮起が不可欠でしょう。
ダヴィの代役である赤崎くんがピンチをチャンスに変えられるかどうかが見もの。
残り試合も少なくなってきたJリーグ。
今年も最後まで目が離せなさそうです。
（´-`）.｡oO（この試合、久しぶりにプレーを見た鹿島の山本選手。
同い年なのでデビューからずっと陰ながら気にしていましたが、鹿島でレギュラーになれるとは。
同じく早稲田から鹿島に入団した鈴木選手は北九州で元気にやってるのかなぁ…