イベント MBS Anime Fes | アラサー、サッカー、オタク。

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中島愛さん(まめぐ)の二曲の歌唱を聴くためだけに足を運ぶ価値のあるイベントでした。
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まめぐが歌手活動を休止して、早半年。

彼女が楽しそうに歌を歌ってくれるだけで、大阪まで足を運んだ意義としては十分でした。

今回のイベントは一万円近いチケット代に見合う、豪華なキャストと、来場者を満足させようという意図に満ちていました。
全体的に運営側の対応も良く、女性ファン中心でいわゆる厄介な客も目立たず、イベントとしてはかなり好印象。
声優さんが各アニメの名シーンを演じるところを生で体感出来て、あらためて声優ってすごいなって。

ただ、この日のどんな場面よりも、まめぐが歌ってくれた二曲は本当に忘れられない瞬間です。
アニメのシーンから歌唱に移るという、上手い演出もあって、歌が流れる前から鳥肌がたち。
いろんな場面で聞いて来た星間飛行では、半分くらい胸いっぱいで踊れず、ライオンは歌が終わったら生き残れないんじなゃないかってくらい、有難い気持ちで胸が張り裂けそうでした。

そしてまめぐ自身が笑顔で歌唱していたことも忘れられません。
ファイナルライブで大好きな歌から距離をおく決断をして、ストイックな彼女からしたら大切な判断だったと想像していて。
その決断の後にあらためて歌う、となったら相当の覚悟が必要だったんじゃないかな…と。

ただ、今回特別だったのはまめぐの半身、のような存在であるランカちゃんとしての歌唱だったから、あれだけ笑顔でいてくれたんだとも思いました。
自分の中にいる、かけがえのない存在として歌う場面だったからこそ、役割に徹する事が出来たのかなぁとも。

あの場には事情を深く知らない方も間違いなくいたはずだけど、あの場にいた方々が程度の差はあれ、ランカちゃんの歌を楽しめたのは間違いのない事実だと信じています。
自分がやるべきこと、やらなきゃいけないことを覚悟を持ってやりきる、プロとしてのあり方をまめぐの歌から感じ取りました。
それは僕がまめぐを好きになった原点であり、彼女がかっこいいと思える部分です。

泣いてばかりいた(と伝え聞く)彼女が、こんなに立派に舞台に立っている。
辛いことから逃げずに、その一瞬一瞬を頑張り続けた結晶であるように思います。

僕がまめぐを応援し始めて、多くの時間で前向きに生きていられるのは、彼女のそういった姿があるからです。

彼女がどんどん魅力的になっていくのは、彼女自身がそうなるように生きていられる経験をして、それを周囲に伝播出来るからだとも感じています。
彼女のいちファンとして、自分が少しでもそうなれるように生きていけたら、それが半分死んだように生きていた自分からの恩返しになり得るのかも…とか。

かけがえのないものをたくさんもらったまめぐの歌に、彼女の言葉に触れられて本当に幸せな時間でした。
MBSのイベントを開催してくださった方、本当にありがとうございます。

モノや出来事の価値は受け取った人によって異なりますが、僕はとても大きなものをイベントを通してもらえた気がします。

あらためて、まめぐの音楽活動休止が残念でなりませんが、彼女が持つ魅力を少しでも、拙くも伝える事で、いつかの復活の時により大きな愛で彼女を包めたら、それほど嬉しいことはありません。