アイマス劇場版、通称ムビマスは見る度に歯がゆい気持ちにさせられました。
どうしてもっとすぐに行動しないのか、困ったことがあったら、助け合い支え合うのが765プロではないのか…
問題に直面して、悩み苦しむシーンは確かに現実のアイドルたちにもあるんだろうし、次のステージに進もうとする時には多くの課題が出てくるのだと思います。
そして大きな舞台、Pにとって節目になるライブが抱える問題をリーダーに一任し過ぎているのも、もやもやポイントです。
アイドルたちが悩んでいるときに支えてあげられるのが、Pという存在では無かったのか…そんな歯がゆさがあります。
ただ。
そんなもどかしさは、終盤のアリーナで互いの思いをぶつけ合うシーンで霧散します。
それは、この作品自体がアイドル、だからです。
アイドルはどれだけ現実がツラくても、笑顔ひとつで、一生懸命な姿でファンを元気づけてくれる、言わば現実から解放してくれる存在だと思います。
この映画では、確かに歯がゆさは感じます。
伊織ちゃんの言葉を借りればプロとしては失格、美希的にはあまあまなの。
でも、それが今回の主役である春香の魅力。
夢に向かって全力で頑張る、仲間を大切にするって事を描くための演出だと思います。
作中では志保ちゃんが現実的な僕らの代わりとなって立ち振る舞いますが、最後は彼女にシンクロするように、春香に謝りたくなります。
いろんなものを犠牲にして、得られたものが多くの人を感動させる、胸をつよく打つものなら、それでいいんじゃないかって。
僕はリアルなアイドルが見たいんじゃなく、アイマスの世界の中で輝く彼女たちが見たいんだと再確認しています。
今後もまだまだアイマスが魅力的なコンテンツで有り続けますように。
(´-`).。oO(千早Pとしてアイマスに入ったけど、貴音Pになりつつあるのを感じる今日この頃。
諸先輩Pにいろんな話を聞いてみたさあるし、またアイマスのライブ行きたいなぁ。
9th、神ライブだったみたいだし、来年の目標が早くも定まったかなw