※ネタバレは避けてます。
作品として作り込まれている感じがして、気持ちよく作品の世界観に入っていけますし、小難しい事を良い意味ですっ飛ばして楽しめました。
製作陣の配慮と、声優さんの流石の演技の賜物かと。
キャラクターにはいろんな色の付け方があると思うけど、キャラクターのイメージに当てはめたんだろうなっていうのがメインのくぎみーと三木さん。
そして個人的に一番感じるところが多かったのが、神谷さんの演技でした。
ゲームでクロノトリガーという作品で、ロボというキャラクターがいるのですが、あれを想起させられる演技。
もっと具体的に言うと、人では無いけど、言葉の端々に人間らしさがあるっていうか。
いい芸術は人の記憶とつながる部分があると思うのですが、作品の中の位置付けと相まって、神谷さんの演技からは少し大袈裟かもしれませんがそんなものを感じた気がします。
個人的に刺さらなかったのは、キャラクターが涙するシーンがあったっけ?と思うくらい、哀しいと感じる場面がほとんど無かったように感じたからでしょう。
前知識の無い世界観をとても上手く表現してくれたり、CGでキャラクターを動かすメリットをふんだん作品中に使ったり。
繰り返しですが、アニメーションとしては本当に素晴らしい作品だと思います。
ただ、概念レベルの話、描かれる世界観の話で終始していて、そこが少し残念と言えば、残念でした。
ただ、個人的に虚淵玄さんの描く人間同士の繋がりってなると、まどマギを想起してしまって、あまり良い印象が無いのも事実なので、こんな話で終わってくれて良かったのかもしれません(^^;;
ひとまず、円盤は買いません。
けど、作品の作られ方に興味があってパンフは買いました。
日本のアニメーションは面白い、そう思わせてくれる作品から、いろんなものを感じ取りたいと思います。
(´-`).。oO(ちなみにくぎみー演じるアンジェラちゃん、お尻にそんなに目が行かなかったです。
良い意味で、作品が表現してくれた世界観が魅力的で、そんなとこまで意識が行かなかったんだと…そのはずです笑
ただ、相変わらずくぎみーが演じる女の子は魅力的で、ぜひ今後もご活躍を期待したい声優さんです(´ω`*)