普段、ジャンプで漫画を読まない自分にとって、今回放送されていたHUNTER x HUNTERが初見、印象の全てでした。
半年以上かな、放送されていた作品なので全ての話数を思い返すのはなかなか難しいですが、印象に残ったことだけ。
まず、作品の良し悪しを声優さんが決める、ということを感じました。
一番は蟻編のラスト、遠藤さんと内山くんの演技は素晴らしかったですし、永井さんの存在感ある演技は最後まで健在でした。
そして潘さん、伊瀬さんが局面、局面で存在感を発揮していたから、アニメが魅力的になったと思います。
Twitterでもお二人が感慨深そうにやりとりをしていましたが、特に潘さんはこの作品で評価を高めたのでは無いでしょうか。
感情的に振れ幅の大きいゴンを最後まで魅力ある存在にしてくれた演技は、とても素晴らしいものでした。
あと、HUNTER x HUNTERと言えば、連載が止まる、という話をよく聞いていました。
今回のアニメまでのところでどこかでおそらく止まった、と思うのですが、少年誌の王道をいく、見ている側を楽しませる要素に詰まった作品に仕上がっているのを見ると、良い作品をつくる為に立ち止まるのは悪くないのかな、と思います。
確かに有名は漫画家だから許されるのかもしれませんし、他の方が努力する中で手を止めてしまうのはプロとして評価を下げるところなのかもしれません。
ただ、週刊誌って日本的だなぁと思うのですが、バクマンを見ていても、本当に漫画が好きな人でもストレスの溜まる環境に置かれていて、忍耐を美とするような日本人らしさを感じますw
漫画は芸術の一種だと思うので、人をいかに作品を通して幸せに出来るか、が評価の分かれ目だと思います。
それを考えると、不定期だろうが、人を惹きつける作品をつくってくれるのを待つ、ぐらいの心構えでいるのがいいのかもしれません。
最後に、喜怒哀楽が詰まった少年漫画の王道をいくHUNTER x HUNTERはやはり面白かったです。
個性的なキャラクターだけでなく、展開の意外性もあって、娯楽作品としての質の高さを感じました。
冨樫先生にはご自身のペースで、このまま素敵な作品をつくって頂ければいいなぁ。
(´-`).。oO(以前はクラピカ推しだった自分ですが、アニメでゴン推しに乗り換え。
理由は単純でONE PIECEのルフィと同じで、生命力に溢れていて、感情豊かだからだと思います。
クールで知的なキャラより、そういうキャラが好きになるところに、自分が求めてるものの変化を感じますねw
なお、冨樫作品は男性キャラが女性的な魅力があり過ぎて、女性キャラが目立たない印象。
今回もキルアは半分女の子として見てましたしw
キャラクターの関係性だけで、男性キャラが女性っぽくなるのが不思議でした。