海辺を舞台に、陸に暮らす人と、海に暮らす人がいる世界
それだけで既にファンタジー好きな僕の心を鷲掴み
アニメを見始めてすぐのヒロインはちさきちゃんでした
さすが茅野愛衣!
という印象を与えました
ところが…二部になり、状況が少しずつ変わったんです
とある事故のせいで、ちさきちゃんだけ五年歳をとった事から、もちろん行動に変化が生まれます
ただ、ちさきちゃんの良さは変わっておらず、ただ好意の対象が変わっただけ
それは要くんという存在がいたからだと思います
岡田さんの鬼!!笑
と脚本を呪いつつ、ちさきちゃん→要くんに関心が移ります
ところが…
同じく切ない状況に置かれていた美海ちゃん
小松未可子さんは本当にいい演技するわ…
感動で涙するというより、思いが報われなくて悲しくて涙する
最後の最後まで、主役、と言っていいのかわからないけど、光くんとまなかちゃんには心を動かされませんで…
主役以外の引き立てが心を打ちのめし過ぎて、終わりにも幸せを感じないパターン
物語の終わりには幸せを感じたいっていうのが、いちオタクとしての願いがある自分には、いろいろ考えさせられる作品でした
世界観、人間関係など、本当によく出来た脚本だと思いつつ、観終わった後に残る切なさをどうしろと…
このアニメを見て、他の方がどう気持ちを整理したのか、ぜひ伺いたいものです
※最後に声豚としての意見を言えば、円盤を購入しておきたい…という考えもちらつきます
声優の皆様、素晴らしい演技をありがとうございました。