「まんぷく供養」に行った２日目、
夜にまた出かけてしまったのです。
「音と光のマンダラ」。
箏曲の奉納演奏会があったのでした。
法要とのコラボも。
耳をすましていたら、
胸の中にあったモヤモヤが晴れました。
入院中の父のことが気掛かりで、
どうしても祈りたい心持ち。
地蔵会2日目の夜も元興寺へ向かうことに。
すると、家を出たとたん母から携帯メールが。
「お父ちゃん、見る見る元気になったはるわ！
心配しなや！ 見舞いはいらん」
よかったー！
地蔵会1日目に、
お祈りさせていただいたおかげ！
2日目の夜はお礼参りとなりました。
演奏会『光と音のマンダラ』では、
お琴の家元・大月宗明さんと、
元興寺のご住職さんから
たいへん 良いお話を頂戴しました。でも、
大月さんは「私の話は忘れてください」と仰っていたので、
ここには書かないことにします。
ご住職さんのお話。
「私たちはふだん、
仏様に向かってお勤めしていますが、
今日は皆様に向かわせていただきました。
みなさまの心の中の地蔵様に捧げたのです」
ご厚情に うるうる。
ふだんは閉まっている戸から、
力強い書が見えました。
著名な先生の手によるものでしょう。
芸術名簿に無知な私には分からない…。教えてたもれ。
とにもかくにも、
力をいただいた2日間の地蔵会となりました。
これで秋の新作展に精進できます！
大月宗明 日本音楽大道派 元興寺 地蔵会は無料でしたが、通常は拝観料400円です「五想庵」から徒歩4分ぐらい。地蔵会の歴史についてはこちら
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