『薔薇の館』
ソフトパステル/キャンソンボード/2009
薔薇という字をパソコンで打つ度、
顔が赤らむのが分かる。
肉筆で書けないくせに…って。
でも、絵にするのは好き。
パステルで描きやすいモチーフだから。
ただし、やっぱり照れる。
ゴージャスな薔薇は女王様。
特に赤い薔薇は気品があって、
私とは程遠く、顔が赤らむけど、
真逆のものって、
かえって描きやすいのかもしれない。
赤い薔薇の絵を描きました。
アートラッシュ企画展「薔薇」の、
案内葉書に使っていただくための一枚で、
東京で過ごした13年という日々を想いながら、
少しずつ少しずつ、指でぼかして。
出来上がった絵『薔薇の館』は、
4月末からアートラッシュの前で咲き誇るであろう、
薔薇を配列してみました。
奥に見える建物は…アートラッシュが入ってる、
『トゥワオン代官山』のつもりなんやけど、
店主は見ても分からなかったみたい。シューン。。。
これから企画展『薔薇』のために
描ければいいなぁと思っている薔薇がふたつあります。
アートラッシュの赤い薔薇、よくいただいて
家に飾っておりました。
写真の薔薇は朽ちる寸前ですが、
この様子を見たときの切なさときたら…
言葉にならない情感を花から教えられた。
↓もうひとつ
奥で咲いているのはアートラッシュの薔薇。
手前の花、実は七色の花弁をもったレインボーローズ。
ある人からの贈り物で嬉しかったのですが、
手にした時、ちょっと恐かった。ヒトって生き物は
こんな花を作ってしまえるんだ…と。
でも絵の中だったら夢があっていいな、と。
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