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海を見ていた午前
午後からはもっと波高く
水着を着て、海に浮かんだのは…
12年ぶりだったかもしれない。
心地よかったぁ～初めて行った湘南の海。
サザンの歌に登場する海とはまた別の、
穴場といわれている相模湾の海辺へ
昨日 連れてってもらった。
あくまで『海洋展』のスケッチとして、断固としてっ！
海に到着したのは朝の7時過ぎ。
人影まばらな静かな海を見たら、
うずうずうず。車の影で水着に着替え、ドボーン。。。☆
相模湾の波に乗っておったとさ。
ごぶさたしました海に浸かる感覚！
海水の塩がやたらと毛穴に滲みたのです。
こんなんでしたっけ、海って？
８月という時季のせいなのか、気圧のせいなのか、
昨日の海は波が高く“泳いだ”というより“波で遊んだ”、
そんな感じだったけど、
気分は解放されたし、間違いなく、
この日が この夏のクライマックスとなるでしょう。
海を見ると何故か、哀しくなる、
私の変な性分は、湘南の海の場合も同じで、
どこかへ さらわれそうな独特の刹那。
ただ、昨日の海は高波の音が大きく、
ずっと海の鼓動を聴いているような…
なんともいえない独特の情緒深さがあった。
プカプカ浮いていると、波にさらわれ、
どこか知らない場所へ漂流したっていいいかも、
な～んてジプシーみたいなことも思ってしまった。
ああ叶うなら、この気分を持続したまま
『海洋展』のための新作『節制』を描けたらいいのにな。
『節制』はタロット・カードに含まれる一枚で、
水を表現してみたい。
さて…期待していた海の幸の宴はというと、
期待通りの美味でありました。
ほんまにプリッと旨かった！
小ぶりのサザエ3個という漁でしたが、
穫れ穫れの炭火焼きにホッペタが落ちました。
アワビへの期待は来年に持ち越しましょう～。
たった今は海で泳ぐという祭りの後、
身体が だるくてだるくて。
なつかしい「夏休み」の気怠さです。
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