Bossa Session |  ◆ R I N G O * H A N

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歌うパステル画家5*SEASON鈴御はんの蒼いブログショー


Bossa Nova


ボサノバのセッションを楽しむため、
祖師谷大蔵の ムリウイというカフェへ。

夜の8時半を過ぎた頃、
ぼぅ~っとキャンドルの灯が ともる店内へ。
耳に流れてきたのは、
この日のメイン奏者のギターと歌声。
ゆったりゆったりと。
そうして次々にゲストが飛び入り音を奏で、
色取々のBossa を奏でていく。
そうして、この夜のお目当てだったヤスさんが二曲、
ブラジルの“今”を、
情熱を込め、音で届けてくれた。

Bossa Session。
当たり前のことを話そう。
たとえば絵には描き手の内なるものが現れるように、
やはり Bossa のギターや歌声にも、
奏者の人柄が現れるもの。
ささやくように歌を置く人、
小鳥のように歌う人、
誠実に音を再現する人、
胸の思いを指に乗せる人、
詩人のように歌を詠む人。
ああ いつだって音は、
人間らしさ感じさせてくれる。

何かを感じたなら、動けばいい。
そう思わせてくれたムリウイの夜。
ムリウイとは
アマゾンの熱帯雨林に生息するサルのことだそうで、
なんだか熱そうなサルだ。






●ヴィオロニスタ・ヤスさんのサイト
●カフェ・ムリウイ