ブスの瞳に恋してる |  ◆ R I N G O * H A N

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『ブスの瞳に恋してる』
というドラマが世代をとわず、
世間の婦女子の人気と話題を獲得しているそうだ。
ドラマ嫌いの私も、ちょっと気になる、
タイトルが耳障りのいいものではないから。

ブスって・・・・
日常、めったに口にしない。
「あの人、ブスやな」
と私は言ったことがないような気がする。
なんていうと 優等生すぎるか、でも
容姿について、しかも女性に向かって
ブスなどという言葉をあてがったことは、
振り返って考えてみても、やっぱりない。
でも私は性格が良いとはけっしていえない、
見た目で人を判断することは多々あって、
好みじゃない人は、多くの場合 外見だけじゃなく
その人のセンスも含まれるのだけど、
「ブサイクだ」といって
一線をかくしてしまうけれど、
こちらのほうが まだブスより茶目っ気がある。
ブスは・・・端的ゆえに
決定的に突き放す感じが、怖い。

ブス=醜女だそう、辞書をひくと。
み に く い お ん な、かぁ⋯。

「醜い」と人が人を判断するのは、
絶対に外見じゃなくて、内面をさすでしょう。
たとえば「ある人」の心が歪んでいて、
救いようもなく醜いのならブスでしょうけど、
『ブスの瞳に恋してる』とは どうなんだ、
恋してる相手に向かってブス? ええのか、それで?
「オレって心が ひん曲がってる女に惚れてるねん~!」
こういうこと?
ま、世の中、色んな人がいるからそれもいいけど。

私自身、小学校の頃に「やーい! ブス~!」と
男子に からかわれて以来、言われたことは、ない。
あるとしたら、街中で酔っ払いの男にぶつかられ、
「なんだよ、ブスか!」
と吐き捨てられたぐらいだけど
言った男の方も「たいがいブス」だったし、
呆れるだけで怒りはなかった。

こちら当方、絶世の美女ではないけれど、
不細工すぎることもないし、
自分の容姿は 誰にどう言われようと気に入ってる、
だからブスと言われるのはいやだ、
他人にむかって言うのもいやだ。

「ブスの悪あがき」とでも言われるだろうか、
それとも、心が狭い、
冗談が通じないとか言われてしまうかな。
でも、数ある新ドラマから抜きん出るべく、
タイトルにブスという強烈なものを冠するのは、
姑息の、しょんべんたれー!
まぁともかく、どんなドラマなのか、
来週の火曜夜の放送を見てみようっと。

ただし このドラマ、
同名の本が原作で実話らしい。
並々ならぬ恋愛課程を経た当人さんが
ブスということばを彼女に使うのは理解できる、
でも番組のサイトを見たところ、
主役の女の子は絶対にブスじゃない、
やさしい女性だと思うけど。




●『ブスの瞳に恋してる』番組サイト




鈴木 おさむ
原作本『ブスの瞳に恋してる』



鈴木 おさむ
原作本『ブスの瞳に恋してる 2』