『SW3』以来ひさしぶりに観た映画は
難なく、くつろいで観られる娯楽映画だった。
オスカー・ワイルドの原作は読んではいないけれど、
原作では1930年代のニューヨークが舞台らしいのを、
イタリアへ変えたところが、
ノスタルジックで華やかで美しく
見た目にお得、ウットリ。さらに
ヘレン・ハントの“いい女っぷり”はいわずもがな、
スカーレット・ヨハンソンは
相変わらず私好みでニンマリ。お尻がいいわ。
ただ、そつなく まとまったという
安心二重丸っぽい雰囲気が私には物足りない。
新しさがないというか。型通りというか。
それと、もう少しサスペンス風のミステリアス感と
ハラハラ感があってもよかった(特に後半)、
なんて思うのは、女性陣の魅惑に比べて
男性陣のそれが手緩過ぎて、
“理想の女性の手ほどき”だけでは
終幕まで引っぱってもらえなかったせい。
ヘレン・ハントと大人のカレはともかく、
オシメも取れていないようなペラペラの若造と
ヘニャヘニャのお爺連、
あんな男でええのか、理想の女性予備軍!
★★★★☆☆☆ 7点満点で4点
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