梅田のコンコースが無くなるときいて、
ガックリしていたところへ
「5*さん、知ってる？
オペラシティーのICC 無くなるんですよ！」
という情報が⋯。
うっうっうっ。さびしーっ！
ICCっつったらアータ！
コミュニケーションをテーマに掲げ、
科学と芸術の融合を目指したスンバラシイ施設。
化学にウトイ私、5*にとっては、
親切で優しい先生のような遊び場のような
とにかく涙がでるほど有り難い空間。
それが来年以降の予定が白紙、
運営元のNTTが現在えらいこっちゃで
「コミュニケーションを掲げる」
どころではないらしい。
当然、5*としては残念でたまらんのだけど、
ただ、そんなに足繁く通ったというわけではなくて、
「この前ICCへ行ったのはいつだったかなぁ」
と考えてみると、明和電気の展覧会以来ご無沙汰。
あれは去年の秋だったし、ということは
一年は行っていないことになる。
そんなヤツが存続を願うのは変かもしれないけど、
できたら一時閉館はあったとしても、
いつか復活してもらえたら⋯と強く思う。
思うけれど、立派な施設だけに惜しいという気持と、
立派すぎるから存続が大変だという気持、
両方がそこにはあるわけでして⋯。
考えてみたら、
東京という都市自体が問題なのかも、
施設があり過ぎるというか。
なんかなぁ、私の中に秋風が吹いてしまう、
私の好きなものが どんどん
世の中から排除されていくという現実。
映画『ホテル・ルワンダ』が日本非公開だったことも
梅田のコンコースが解体されることも、
ICCが閉鎖されることも、理由は皆同じで、
ヒューと冷たい風が吹き抜けるのでございます。
●ICC Online
年内は面白そうな企画が予定されています。
なるべくなら出かけてみようっと。
●『ホテル・ルワンダ』の公開を求める会サイト