隠し砦の三悪人とスター・ウォーズ |  ◆ R I N G O * H A N

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歌うパステル画家5*SEASON鈴御はんの蒼いブログショー

姫様


黒澤映画には珍しく、
お姫様が出てくるだけでも新鮮だった。
ショートパンツに太もも露。
あばずれ姫様の可憐な活躍に すっかり見愡れ。


昨日の記事を書いたあと、
しばらく「こころに残る名台詞」のことを考えていて、
ふいに頭をかすったのがコレ。


「裏切り、ご免!」

黒澤明監督の道中モノ、
『隠し砦の三悪人』の後半に、
ことば通り、裏切りの場面に出てくるセリフ。
劇中の悪者がヒーロー側に寝返るとき
それまでの味方へ礼をつくす。
お客は痛快も痛快!
胸がスカーッと すくわれた。

お話は道中知恵くらべ、
男まさりのお姫さまをお守りするひとりの勇者と
凸凹コンビの百姓ふたり。
次々くる危機をどうやってかいくぐるか、
どんな知恵が飛び出すか、
観ていてワクワクしたものだ。

「胸がすくわれる」
こういう感覚、ちかごろ映画館で
あまり味わっていない。
閉息感ただよう、重い映画が多いように思うけど、
やはり争い色が強い時代背景がそうさせるのかな。

そういえば、この映画が元になって完成したのが
ルーカス監督が作った『SWシリーズ -4 』だと言われてる。
今日がシリーズ完結編 (だと とりあえずいわれている)
『SW-3』の公開日。これから『SWシリーズ』を
順々に再観する人も少なくないと思うけど、
その際、本作『隠し砦の三悪人』も一緒に観たりなんかすると、
意外な発見と面白さがあって いいかも。


相方のでこは『SW-3』の前売りを買ったと話してたし、
さっそく初日に観てるのかもしれんなぁ。
お家騒動が落ち着いたら感想を また吠えておくれ。



確か、『隠し砦の三悪人』も観ていたはずの
●コマ犬の相方・でこのブログ