心に残る名台詞 |  ◆ R I N G O * H A N

 ◆ R I N G O * H A N

歌うパステル画家5*SEASON鈴御はんの蒼いブログショー

KILLA


キラリ☆ 光る場面



『もっとも記憶に残る映画のセリフ』
というのを今朝のラジオで
小耳に挟んだので ちょっとご紹介。
日本語訳と英文は「朝日 com」より。

♪1位『風と共に去りぬ』のレット・バトラーの言葉。
 「知らないね、勝手にするがいい」
 Frankly, my dear, I don't give a damn.

♪2位『ゴッドファーザー』のマーロン・ブランドのセリフ。
 「ヤツが断れない申し出をするつもりだ」
  I'm going to make him an offer he can't refuse.

♪3位『波止場』から、またもやマーロン・ブランド。
 「お前はわかっちゃいない!
  オレはもっと上品な男になれたかもしれないんだ。
  挑戦者になれたかもしれないんだ!
  今みたいなクズにならずにすんだかもしれない!」
  You don't understand !
  I coulda had class. I coulda been a contender.
  I could've been somebody instead of a bum,
  which is what I am.

だそうですが‥‥
いやはや どうも あたしゃピンとこない、
3つ共 覚えていない。
というか、3位の『波止場』は観てないし。
でも上位2本は しっかり観てる。なのに、
選ばれたセリフはおろか、
それ以外に「残っている台詞」すら出てこない。
『風と共に去りぬ』の有名な台詞として
スカーレット・オハラの
 「明日は明日の風が吹く」
  Tomorrow is another day.
という言葉があるけど、それさえも、
映画を観る前から原作を読んでいて、
すでに感動済みだったから、
映画を観たときはさほど感慨深くはなく‥‥
フーーンと平静に終わってしまった。

『ゴッドファーザー』は台詞以前に
パート2の ロバート・デ・ニーロに、もうもうもーう!
牛みたいに いななき、目は御姿に釘付けだったので、
台詞はさっぱり残っていない。いや、
単にあたしがアホなだけかもしれんが‥‥。

思うに、英語圏の人にとっての“残るセリフ”は
日本人とは違うってことかもしれない。
習慣も違うし、会話の“間”も違う。
でも、『心に残るセリフ』を知ったあとに、
上記の3本を再観したなら、
また違った感じ方ができそうで、
それはそれで ちょっと面白いかも。

振り返れば、
あたしの場合はセリフではなく「名場面」だ。
映画の断片を「絵」として記憶に焼いているみたい。
なので多くの場合、そこに言葉が存在しない。
たとえばそれは
『ニュー・シネマ・パラダイス』の最後の、
大人になったトトの笑顔とか。

******************************
『ゴッドファーザー』を語らしたらかなり うるさいで。
ヤツの こころに残るセリフはいったい何でしょうな。
●コマ犬の相方・でこのブログ